「AIチャットくん開発者」のツイートが話題 – なぜLINEでChatGPTを使えるようにしたの?

2022年の秋からたびたびネット上を騒がせている、人工知能を利用したチャットボット「ChatGPT」。皆さんは、もうChatGPTを試してみただろうか。ChatGPTとの会話は、まるで人間と話しているようにナチュラルなので、実際に使うとその性能の高さに驚いたという人も多いはずだ。

2023年3月2日に投稿された、Shibuya Yukito | AIチャットくん開発者@yukito_shibuyaさんの「ChatGPTのAPIが公開されたので、LINEからChatGPTを使えるBotを作ってみました!スマホからだと本家のサイトもNotionAIも操作感が悪いので、使い慣れたLINEだと身近に使えそうだなと思ったのが着想。認証も不要で使えます。APIはターボ版なので、レスポンスもサクサクです。https://lin.ee/rnlquLs」というツイートには、LINEのトーク画面でChatGPTを利用できるbot「AIチャットくん」のスクリーンショットが添えられていた。

この投稿には、なんと3.4万件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。

今回は、こちらのツイートに関する詳細とリプライ欄に寄せられたさまざまな反応を皆さんにご紹介したい。

LINEでChatGPTが使えるようになった

さて、ツイートを読んでも、さっぱり意味がwからないという方向けに、はじめに用語の解説をしよう。

まず、「API」とはApplication Programming Interface の略で、ChatGPT のようなツールをプログラムやサービスから扱うための窓口のことである。このAPIを利用して、投稿者のShibuya Yukito | AIチャットくん開発者さんは、LINE上でChatGPTを動かすことに成功し、今回の「AIチャットくん」が誕生したのだそうだ。

「NotionAI」とは、Notion という文章作成アプリの中に埋め込まれているAI機能なのだが、コレの操作性がイマイチ悪いことから、身近なLINEでChatGPTを使えるようにすれば便利だと思ったとのこと。非常にナイスな着眼点である。

Shibuya Yukito | AIチャットくん開発者さんは「反響すごいのでSlack版 / Teams版も作るの検討してます」とも述べており、今後の開発も期待できそうだ。

ユーザーからは絶賛の声が多数!

このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「素晴らしいです! LINEのUIいいですよね。ありがとうございます」「これ、めっちゃ使いやすくて重宝しています」と、今回のbotを絶賛する声や、「YouTubeで紹介してもいいですか?」と、「AIチャットくん」のよさを動画で発信したいとの声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられている。

遅刻しそうなとき電車内で連絡メールを打つと、なぜ言い訳がましくなってしまうのか…。AIチャットくんにお願いすれば、スマートな文章をすぐに教えてくれる(画像は「Shibuya Yukito | AIチャットくん開発者(@yukito_shibuya)」さん提供)

実際に、LINEに「AIチャットくん」を導入したユーザーたちからは、「ありがとうございます! 利用させていただきます。すごい速いしビックリです」「えーーーー、レスポンス早っ」「天才! サクサクこれは破壊的」と、レスポンスの速さとスムーズさに驚きの声が相次いでいた。

LINEで気軽に恋の相談ができる!(画像は「Shibuya Yukito | AIチャットくん開発者(@yukito_shibuya)」さん提供)

日程打診メールでいちいち頭を悩ませない!(画像は「Shibuya Yukito | AIチャットくん開発者(@yukito_shibuya)」さん提供)

筆者もさっそく、自身のLINEで「AIチャットくん」と友だちになってみたのだが、たしかに、これは使い勝手がよい。普段はパソコンからしかChatGPTを使っていなかったが、LINEだと気軽に質問できるので、活用の頻度も上がりそうだ。

AIチャットくんは導入も簡単♪

LINEでChatGPTを利用できる「AIチャットくん」を紹介した今回のツイート。導入するにはQRコードを読み取るか、LINE上で「ai_chat」をID検索して、「AIチャットくん」を友だち登録するだけなのでとても簡単だ。

ChatGPTの活用方法は、メールや読書感想文、プレゼンの構成などの文章作成だけではない。ChatGPTは文章に特化したイメージがあるため、活用はそれらがメインと思いがちだが、今日の運勢を占ってみたり3日分の献立を作ってもらったりと、他にもさまざまなことができるので、まだ一度も使ったことがないという方は、ぜひこの機会にいろいろと試してみてはいかがだろうか。

ドラえもんは、2112年生まれの猫型ロボットだそうだが、2022年のAIの進歩は確実に90年後の未来につながっているのを実感できるはずだ。

※サムネイル画像(Image:「Shibuya Yukito | AIチャットくん開発者(@yukito_shibuya)」さん提供)

オトナライフ編集部
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