米・Microsoft社は、業務に必要不可欠なツールをofficeシリーズとして多数リリースしている。たとえば「Word」や「Excel」、「パワーポイント」などは、その代表とも言える存在なので、皆さんも使ったことがあるはずだ。しかし、ここ最近では「Microsoft Power Automate」という新たなツールが登場し、働く人々の業務効率化を担っているらしい。
2023年6月7日に投稿された、Rootport@rootportさんの「恥ずかしながら昨日フォロワーさんに教えていただくまでMicrosoft Power Automateの存在を知らなかったのですが、これヤバいですね。たった一晩で、もうPower Automateのなかった世界には戻れないカラダになってしまいました…」というツイートには、4300件を超える「いいね」がついており、ツイッター上で大きな話題となっている。
今回は、こちらのツイートに関する詳細と、リプライ欄に寄せられたさまざまな意見をご紹介します。
「Microsoft Power Automate」って、どんなツール?
投稿者のRootportさんが、使い勝手のよさに思わず衝撃を受けた「Microsoft Power Automate」とは、一体、何をするためのツールなのだろうか。
Microsoft社のクラウドサービス「Power Platform」のひとつである「Microsoft Power Automate」は、業務効率化に特化したツールで、自動でワークフローを作成することが出来るのが特徴だ。
タスクの自動化と言えば「Microsoft Flow」をイメージする方も多いかもしれないが、「Microsoft Power Automate」は「Microsoft Flow」に新たなサービスを追加したツールなのだそうである。「Microsoft Power Automate」を使えば、ユーザーにプログラミングの知識がなくても、ロボットやAIが業務の自動化を担ってくれるので、普段から利用している方にとっては、一度使うと最も手放せないツールのひとつと言えるかもしれない。
●Microsoft Power Automate(公式)は→こちら
ツイートを見たユーザーたちの反応
このツイートを見たツイッターユーザーたちからは、「私の会社はpower automate禁止というかMicrosoftアカウントでログインしてはいけないルールでして…個人的にはリスクを恐れすぎていろいろな機会をドブに捨てているなと」と、会社の独自ルールのおかげでオフィスに導入できていないことを悔しがる声や、「PowerAutomate便利ですよね! 私の会社もoffice365が導入されていますが、PowerAutomateの存在に気づいていない人が意外に多かったりします。今、普及活動してます」と、周囲の人にも使い勝手のよさを伝えているとの声など、さまざまなコメントがリプライ欄には寄せられていた。
投稿者のRootportさんは、先ほどのツイートに追記する形で、リプライ欄にて以下のようにコメントしている。
「私が学生の頃は「Excel・Word・パワポの使い方」が生存のために最低限必要な知識だったけど、今の若者はこれに加えてPower Automate(のようなRPAツール)の使い方を覚えることが必須なんだろうな、大変だな……って思ったけど、彼らは予約録画の方法とかガラケーの使い方とか覚えなくていいのか」
たしかに、技術の進化によって、その時その時に必要な知識は移り変わっていく。令和の今、何歳になっても時代の波をうまく乗りこなすのがうまい人とは、ツールを適宜、取り扱えるスキル面での適応力がある人のことなのかもしれない。
Rootportさんの新作ライトノベルは、6月23日に発売予定
自動でワークフローを作成し、業務能率化を担ってくれる神ツール「Microsoft Power Automate」を紹介した今回のツイート。まだ、使ったことがないという方は、この機会に業務に導入してみてはいかがだろうか。
今回の情報を提供してくれた投稿者のRootportさんは、普段は作家として活動している。6月23日には、MFブックスより新作ライトノベル『お金は最強≪さいつよ≫魔法です! 追放されても働きたくないから数字のカラクリで遊んで暮らす』が発売予定だ。
(画像は「Amazon」公式サイトより引用)
本作は、働かずに生きていきたい主人公のルーデンスが、知恵と口先でお金を稼ぎ、遊んで暮らすことを目指す冒険活劇となっている。ライトノベルがはじめての人にもオススメできる楽しい作品なので、気になった方はぜひこちらもチェックしてみてほしい。
※サムネイル画像(Image:Tada Images / Shutterstock.com)