ホクホクとした食感が魅力のマックフライポテトは、誰もが知っているマクドナルドの定番メニューである。カロリーにさえ目をつぶれば、無限に食べられそうなぐらい美味しさにも定評のあるマックフライポテトは、どういうわけか深夜に、ふと食べたくなることでも有名だ。
2023年8月31日に投稿された、マクドナルド(公式)@McDonaldsJapanの「実は…ポテトが野菜って、知ってました?8月31日は #野菜の日」という書き込みには、マックフライポテトの写真が中央に大きく掲載された「ポテナゲ」の広告画像が添えられていた。この投稿には、なんと5.6万件を超える「いいね」がついており、インターネット上で大きな話題となっている。
今回は、こちらの投稿に関する詳細を皆さんにご紹介します。
夜マック限定メニュー「ポテナゲ」とは?
ポテトが本当に野菜であるかどうかはさておいて、投稿に添えられていた画像の「ポテナゲ」とは、一体、どういった商品なのかをまずは詳しく見ていこう。
「ポテナゲ」は、マックフライポテトとチキンマックナゲットがセットになった、夜マックだけのサイドメニューなのだそうだ。
夜マックは、夕方17時以降にのみ販売される限定メニューで、マックフライポテトL1個と、チキンマックナゲット10ピースがセットになった「ポテナゲ大」は600円、マックフライポテトL2個と、チキンマックナゲット15ピースがセットになった「ポテナゲ特大」は950円と、それぞれを単品で購入するよりもお得な値段設定となっている。
「大」と「特大」しかサイズがないのが気になるが、ポテトが野菜だとすれば「ポテナゲ」は肉と野菜が1:1という、非常にバランスの取れた完璧なメニューなのではないだろうか。
そもそも、ポテトは野菜なのか?
この投稿を読んだネットユーザーたちからは、「やっぱりダイエット食だと思っております。普段は、バーガーとセットで3つほどいただいております。たしかバーガーも野菜ですよね?」といった、ハンバーガーまで野菜と信じて疑わないキレのあるコメントや、「よっしゃ!!!!! ポテトは野菜!!!! ポテトは野菜!!!!!! ポテトは野菜!!!!!! ポテトは野菜!!!!!」との掛け声とともに、レモンサワーとともに大量のマックフライポテトを楽しむ様子の写真が投稿されるなど、タイムラインは大盛り上がりである。
しかし、こうなってくると、気になるのは「本当にポテトは野菜なのか?」ということだ。
海外では、主食とされることも多いポテトだが、詳しく調べてみると、なんとポテトはナス科ナス属に分類されるのだそうである。ナス科となれば、農産物においては「野菜」で間違いないのだが、食品としての分類では「いも、および、でん粉類」という、こんにゃくと同類の扱いを受ける食材なのだ。さらに、ヘルシーさに関しては、揚げている時点で皆無なので、野菜といえども油断はできない。
マックフライポテトが美味しいのは紛れもない事実!!
マクドナルド公式が「ポテトは野菜」と言い切ったことで、さまざまな見解が飛び交った今回の投稿。
実際に、ポテトそのものが野菜であることは紛れもない事実なのだが、マックフライポテトがヘルシーであるかというと、そこはまったくイコールではないので、食べすぎには注意が必要だ。
しかし、マックフライポテトはそのおいしさゆえに、一度食べはじめると、ついつい止まらなくなるのもまた事実。夜に食べても、昼に食べても、満足度が高いのは皆さんもご存じの通りだ。
夜マックの限定メニューとして登場した「ポテナゲ」は、頑張って働いている自分へのささやかなご褒美としてもオススメである。リーズナブルながらも、しっかりとおなかにたまるので、もしも、夜にマックを食べる機会があれば、ぜひサイドメニューのひとつとして「ポテナゲ」も頼んでみてほしい。
※サムネイル画像は(Image:「マクドナルド(@McDonaldsJapan)」公式Xより引用)