連日、テレビでは様々な事件や事故のニュースが報道されている。アナウンサーが原稿を読み上げる声は、まるで遠い所の話のようにも思えるが、これらは決して他人事ではない。自分、あるいは自分の大切な家族や友達が、何らかの緊急事態に巻き込まれる確率は、いつだって0ではないのだ。何かあったとき、速やかにSOSを発信し、第三者に現在地を知らせる鍵となるのは、やはりスマホである。
今日は、初心者でもマネできるiPhoneの便利術を日々紹介しているインスタグラマー・カズシム|マネするだけ1分 iPhone設定術@kazushimu_iphoneさんの投稿『緊急時にも使える!自分の現在地を共有する方法』について、皆さんにご紹介しようと思う。
カズシム|マネするだけ1分 iPhone設定術さんは、先日、下記のコメントとともに、iPhoneを使って自分の位置情報をLINEで友達に共有する方法を紹介した動画をInstagramへ投稿した。
「自分の居場所をすぐ知らせたい時に使える裏技!『自分の現在地を共有する方法』今すぐ自分の居場所を友達に伝えたい時ってありませんか?そういう時にすぐできちゃう簡単な方法があるんです iPhoneマップを使ってやってみて!役に立つと思ったら保存して、友達や家族にもシェアしてあげてね!」
こちらの投稿には、多くの「いいね!」が付いており、インスタ上で話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説していこう。
年齢性別問わず、覚えておいて欲しい!
今回ご紹介する内容は、声が出せないような状況でも、第三者に現在地を共有し、助けを求めることが出来るので、いざというときのために覚えておいて損はない。
女性に比べると、誘拐される確率は格段に低いであろう男性の皆さんは、もうすでに自分には関係のない記事だったかなと、ブラウザの戻るボタンを押す寸前かも知れないが、今回は年齢性別関係なく知っておいて欲しい情報となっている。
誘拐や軟禁されたときの対処法としてだけでなく、iPhoneを使ったスムーズな現在地の共有方法をあらかじめ把握しておくと、困ったときにいろいろと応用することが出来るのでオススメだ。
うっかりぼったくりバーから出られなくなったり、酔っぱらってタクシーに乗ったものの、全く知らない街で降ろされたりした場合などにも使える便利ワザなので、ぜひ最後まで読んでもらえれば幸いである。
自分の位置情報をLINEで共有する方法
自分の位置情報をLINEで第三者へ共有するには、まずiPhoneの「マップ」アプリを開く。
すると、右上に矢印のような北を示すアイコンがあるので、そちらを押す。
次に下半分に隠れている画面をスワイプして引き上げる。
スクロールして、「現在地を共有」をタップしたら、後は「LINE」で送りたい友だちを選択すればOKだ。
このとき、余裕があれば短いメッセージも一緒に送れるので、ぜひ覚えておこう。「迎えに来て」や「警察に連絡して」など、自分が置かれている状況に応じてメッセージを使い分けることで、より相手も事態を把握しやすくなるはずだ。
家族間であれば、緊急のときにはLINEで位置情報を発信する旨を、日頃から共有しておくのもアリかも知れない。
筆者のように、普段からふざけまくりの関西人だと、LINEで位置情報とともに「助けて」と送ったところで、「何www」「どしたん?」などと適当に返され、相手に緊急事態だと把握してもらうまでに、無駄な時間がかかる可能性も高いので、何かあった時にスムーズな対応を取ってもらうには、事前の話し合いも大切だ。
防犯意識は高ければ高いほど良い
どうしても声が出せない状況で、他人に助けを求めたいときに、自分の位置情報をLINEで友達に共有する方法を紹介した今回の投稿。
ここ最近の物価の高騰には腹しか立たないが、防犯意識は高ければ高いほど良い。有事の際はパニックに陥る人が大半だと思うが、そこでぐっと気持ちを静めて、冷静な判断が出来るかどうかが緊急のときには明暗を分けるそうだ。こうして万が一の際の対処法を頭に入れておくだけでも、落ち着いて判断が出来るというものである。
今回の情報は、周りの家族や友達にも共有し、何かあったときには皆さんもぜひ活用して欲しい。
※サムネイル画像(Image:「カズシム|マネするだけ1分 iPhone設定術(@kazushimu_iphone)」さん提供)