「PayPay」は、ソフトバンクとヤフージャパンが提供するオンライン決済サービスである。オンライン決済サービスとは、事前に使いたい金額をチャージしておけば、スマホアプリからQRコードを利用して支払いを行うことができるといったシステムだ。ユーザーの中には、使いたい分だけ銀行口座からチャージする方も多いが、中にはオートチャージを設定し、自動的に入金しているという方もいらっしゃるはずだ。
2023年9月7日に投稿された、まめ🐼ただのゆるふわ@chuzaiinaさんの「は??PayPayへのチャージ、残高がなくなる度に自動で1万円ずつチャージされるように設定してたんだけど、9月から手数料2.5%かかるようになってる!皆さんもお気を付けください。私はもう使いません。今までありがとうございました🐼」という書き込みには、PayPayにおいて上記の規約改定が行われた旨を記載した画像が添えられていた。
この投稿には、なんと1.2万件を超える「いいね」がついており、インターネット上で大きな話題となっている。
今回は、こちらの投稿に関する詳細を皆さんにご紹介したい。
は??
PayPayへのチャージ、残高がなくなる度に自動で1万円ずつチャージされるように設定してたんだけど、9月から手数料2.5%かかるようになってる!皆さんもお気を付けください。
私はもう使いません。今までありがとうございました🐼 pic.twitter.com/l2iGFcp7OH
— まめ🐼ただのゆるふわ (@chuzaiina) September 7, 2023
PayPayのオートチャージって?
冒頭でも軽くご紹介したが、最初に、PayPayにおけるオートチャージのシステムを簡単に解説しておこう。
PayPayのオートチャージとは、PayPayにチャージした残高が一定額を下回った際に、自動的にチャージを行ってくれる機能だ。PayPayをお使いの方は、ホーム画面からこちらの設定を行うことができる。オートチャージを設定しておくと、決済時に思いがけず、残高が不足してしまっている場合でも、即チャージして支払いができるようになるというメリットがあるのだ。
さて、こうして書くと非常に使い勝手がよさそうなPayPayのオートチャージ機能だが、投稿者のまめ🐼ただのゆるふわさんの書き込みによると、9月から規約が改定され、キャリア決済を利用したオートチャージにおける手数料が2.5%もかかるようになったのだそうである。毎月1回目のチャージは、これまで通り手数料はかからないそうだが、2回目以降はかかるようになるので注意が必要だ。
オートチャージのチェックを外したとの声
この投稿を読んだネットユーザーたちからは、「知らなかった…。そろそろ残高少なくなってきたからチャージしようとしていました。情報知らずの安易なチャージはもったいないですね! 有益な情報ありがとうございます」と、情報の共有に感謝を述べる声や、「オートチャージ、チェック外しました。まだ、残高あったのでセーフ。ありがとうございました。」と、書き込みを読んでギリギリで手数料を回避できたとの声など、さまざまなコメントが返信欄には寄せられている。
手数料が2.5%も取られるというのは意外と大きいので、まめ🐼ただのゆるふわさんと同様に、今回の規約改定を知らなかったユーザーたちは阿鼻叫喚だ。実際に、投稿者のまめ🐼ただのゆるふわさんも、この書き込みを投稿した日にはじめて、手数料が発生することを認識してビックリしたとのことである。
一応、8月でPayPayユーザーのオートチャージ設定は、一旦すべて強制的に解除されていたそうだが、規約改定に気が付かなかったまめ🐼ただのゆるふわさんは「なぜ外れてるのだろう?」と疑問に思いつつも、手動で連携し直してしまったそうだ。
キャリア決済以外のチャージであれば、手数料は今まで通り
今回の規約改定については、PayPay側もアプリやメールにて通知していたそうなので、読んでいなかったユーザー側にも落ち度はあるのだが、うっかり見逃してしまう人も中にはいらっしゃるだろう。今のところ、ソフトバンク・ワイモバイルまとめ払い以外のチャージ方法であれば、手数料は今まで通りだそうだので、この投稿を読んでドキッとした、その他のチャージ方法を選択されている方は、ぜひ安心してほしい。
PayPayのキャリア決済を利用したオートチャージにおいて、9月からは手数料が2.5%必要になることを教えてくれた今回の投稿。
上記の規約改定をご存じではなく、なおかつキャリア決済でPayPayのオートチャージを利用しているという方は、ぜひ、この機会に支払い方法を見直してみてはいかがだろうか。
PayPay残高のオートチャージ設定はこちらの記事を参考にしてください。
※サムネイル画像(Image:まめ🐼ただのゆるふわ(@chuzaiina)さん提供)