ありとあらゆる品物が安価で手に入る、庶民の味方「100円ショップ」。筆者もひとり暮らしをスタートした直後のお金のない頃は、100円ショップの存在に随分、助けられたものである。
今日は、イラストレーターのイッヌ@slumgaiさんの投稿『100均あるある』について、皆さんにご紹介しようと思う。
イッヌさんは先日、100円ショップを利用していて感じる「あるある」を、シュールかつ味のあるタッチで表現したイラストをInstagramへ投稿した。
こちらの投稿には、多くの「いいね!」が付いており、インスタ上で話題となっている。それではさっそく、この投稿について詳しく解説していこう。
誰もが共感する、100均あるある5連発!!
思わず誰もが共感してしまう「100均あるある」の1つ目は、「最近は100円じゃ無い物が多くて100円均一じゃなくなってる」というものだ。
イラストに描かれた女の子は「よく金額見ねぇとハメられっからなー…」と、渋い表情でコメントしている。たしかに100円だとおもってカゴに入れた商品が、いざレジで会計をする時に、実は300円だったと判明した経験がある方は多いはずだ。大抵の人はそのまま購入すると思うが、よく考えると3倍の値段なので、なんとも言えない悔しさが残る。
2つ目の「100均あるある」は、「さすがに1000円の商品はちがうだろ!と思いがち」だ。
某大手100円ショップなどでは、モバイルバッテリーなどの商品が1000円ほどで販売されている。家電量販店で購入することを思えば、1000円でも安い方なのだが、「100均」と名乗っている店舗で1000円の商品を購入するのは、なかなか勇気がいるのではないだろうか。
ネットでバズッているものは近所の店では売ってない
3つ目は、「いつの間にか会計が結構高くなってる時ありがち」だ。
イラストには、レジで9,314円という高額会計に衝撃を受ける女の子が描かれている。何をどう買ったら100均で、ここまでの額を支払う羽目になるのかは不明だが、思っていたよりも支払いが高額になってしまった…という経験がある人は結構、多いかもしれない。
続いて4つ目は、「ネットでバズっている物は大体近所の店では売っていない」だ。
都会の100均だと、アンテナショップにでもなっていない限り、ネットでバズった品は翌日には消えている。ド田舎の店舗であれば多少の望みはあるが、筆者の住む練馬区のように中途半場な田舎だと、逆にバズった商品の在庫は瞬殺だ。
ラスト5つ目のあるあるは、「いろいろ目移りして目当ての物を買い忘れて帰りがち」である。
100均は取り扱っている商品のジャンルが多い分、店内に入るとあれもこれもと欲しくなってしまう。買い物でストレス発散をするタイプの人にとっては天国だが、そもそも何を買うために店舗へと足を運んだのかは、商品を選んでいる間に忘れがちである。
安さの秘密は企業努力の賜物
この投稿を見たインスタユーザーたちからは、「ほんと肝心なもの忘れるあるある」と、本来、欲しかったものを買い忘れるというあるあるに共感する声や、「わかるわ…300円とか500円のもの増えてますよね。ただ、ほかの雑貨屋とかで買うよりは安いんだけどね! あざす!」と、100円商品以外の物も100均で買うと、それなりに安いのは有難いといった声など、さまざまなコメントが寄せられている。
100均を使ったことのある人であれば、思わず「あるある!」と頷いてしまう今回の投稿。シュールなイラストと相まって、思わず笑ってしまった人も多いはずだ。
ダイソーやキャンドゥは、100円商品以外も最近かなり増えてきた印象だが、同じく100円ショップ大手のセリアは、今でもなお「100円均一」を維持している。より幅広いジャンルの品物を安価で提供するために、100円以上の商品をラインナップに加えるという選択をとるのも、コストをなるべく抑えて100円という低価格を維持するのも、どちらも時代のニーズに答えようと懸命に頑張る企業努力の賜物なのではないだろうか。
※サムネイル画像(Image:「イッヌ(@slumgai)」さん提供)