一度使うと手放せなくなる家電製品と言えば、やはり「ドラム式洗濯機」なのではないだろうか。洗濯から乾燥まで自動で行ってくれるという便利さだけでなく、タオル類は外干しするよりもフカフカに仕上がるため、筆者も5年前にドラム式洗濯機を購入してから、普通の洗濯機には戻れなくなってしまった。ドラム式洗濯機は非常に優秀な家電だが、購入の際はあることを確認してからでないと、大変なことになるらしい。
2023年10月26日に投稿された、SHARPシャープ株式会社@SHARP_JPさんの「何度だって言ってきましたが、一人暮らし社会人さんはドラム式洗濯機を買う前に、その部屋に置けるか、その廊下で搬入できるか、そのエレベーターに乗るか、よく確認してくれ」という書き込みには、なんと8.6万件を超える「いいね」がついており、インターネット上で大きな話題となっている。
今回は、こちらの投稿に関する詳細を皆さんにご紹介します。
何度だって言ってきましたが、一人暮らし社会人さんはドラム式洗濯機を買う前に、その部屋に置けるか、その廊下で搬入できるか、そのエレベーターに乗るか、よく確認してくれ https://t.co/SLKCP80a8W
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) October 25, 2023
ドラム式洗濯機は意外と横幅が大きい
ドラム式洗濯機は乾燥機能が付いているため、干す手間がないという便利さだけでなく、 節水や洗剤の使用量も少なくて済むといったコスト面でのメリットも大きい。 冒頭でも述べたが、洗いあがりがふんわり仕上がることや、シワになりにくいといった利点もあるので、一人暮らしの社会人に限らず、お金に余裕がある方はすぐにでも購入してほしい家電製品である。
そのようなドラム式洗濯機のデメリットをあげるとすれば、意外と横幅が大きいことだ。最近では、コンパクトなドラム式洗濯機も登場しているが、何日分かの衣類をまとめて洗う場合を考えて、うっかり容量の大きなタイプを買ってしまうと、搬入の際に洗濯機本体が廊下を通らず、設置できないといった悲劇に見舞われる可能性もある。
都会のマンションは、単身者向けのものだと通常よりも狭い造りになっている場合も多いため、ドラム式洗濯機を購入する際は、はじめにサイズをしっかりと調べる必要がありそうだ。
「その部屋に置けるか」「その廊下で搬入できるか」「そのエレベーターに乗るか」の3項目を、購入前に必ずチェックしてほしいとSHARP シャープ株式会社さんは述べている。
ドラム式にしたかったけど、置けなかったとの声も
この投稿を読んだインターネットユーザーたちからは、「ドラム式にしたかったけど置けないのでシャープさんの縦型を買いました」と、自分の家もドラム式が置けなかったとの声や、「家電搬入したことありますが、ほんとにそれです。廊下は通れても扉枠で通れないとかもありましたねー」と、実際に設置できない現場に遭遇したことがあるとの声など、さまざまなコメントが返信欄には寄せられている。
中には「エレベーターなし、3階。廊下が狭くめんどくさい場所に住んでいました。そのためか、業者さんから「通れないねぇ。」と言われました。サイズは測っていたので説得して搬入して貰ったら通った。狭い場所とか、運びたくないですよね。有難うございました。」と、事前に大きさを測ってはいたものの、運び辛いところへ設置をお願いしてしまい、搬入業者さんに申し訳ないことをした…といった声もあがっていた。
買ったのに設置できなかったトラブルは意外と多い!?
ドラム式洗濯機を購入する際には、設置と搬入がスムーズにできるかどうか、前もってサイズを測ってほしいという呼びかけを行った今回の投稿。
筆者も今の家に引っ越す際は、ドラム式洗濯機がバスルームに置けるかどうかが、賃貸選びの基準となった。実際にドラム式洗濯機を製造・販売するシャープ株式会社が直々に注意喚起しているところを見ると、せっかく買ったのに設置できなかったといったトラブルは、われわれが想像しているよりも、はるかに発生件数が多いのかもしれない。
ドラム式洗濯機は便利で非常に便利で使い勝手も抜群だが、決して安い買い物ではないので、サイズをよく調べてから購入するようにしよう。
※サムネイル画像は(Image:「SHARP」公式サイトより引用)