もはや、デジカメよりも高画質な写真を撮ることができるのではないかと錯覚してしまう、iPhone。いつでも持ち歩いているし、撮った写真を友達とシェアしたり、SNSにアップするのも簡単なので、最近はiPhoneでしか写真を撮っていない人も多いのではないだろうか。筆者もその一人である。
しかしながら、iPhoneで写真を撮影するとき、どうしてもイラっとしてしまう存在がいる。そう、映りこむ自分の影だ。美味しそうなカフェ飯や推しのアクスタを撮影しようとした時、とくに真上からのアングルでiPhoneを構えると、99.9%の確立で自分やiPhoneの影が映りこんでしまうのだ。「影さえなければ完璧にフォトジェニックな写真になるのに!」と思いながら立ち位置を変えてみたり、照明の明るさを調整してみたり試行錯誤する日々である。
どうしたら、iPhoneでも納得がいく写真が撮れるのか……と悩む筆者の仲間に、今回はまるり || 小学生でもわかるiPhoneの教科書@happy_maruriさんの投稿をご紹介したい。
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まずは初級編! ある操作で影が消える!?
iPhoneの写真に映りこむ自分の影に悩む人々のために、まるり || 小学生でもわかるiPhoneの教科書@happy_maruriさんが、こちらの投稿で2つの撮影方法を紹介してくれているので、順に確認していこう。
まず1つ目の方法は、写真を撮影する「前」にひと手間かける方法である。その手間とはずばり、ズームで撮影することだ。被写体に対してお好みの倍率で照準を合わせたあと、自分は立ち上がってなるべく高い位置にiPhoneを構える。こうすることで影が画面外にできるので、撮影する写真には影が映りこまないのだ。
コメント欄には「いろいろとスマホの角度を変えたり、身体の向きを変えたりして、頑張っていました」との声が寄せられているが、これからは高い位置でiPhoneを構えることだけ頑張ればいいようだ。イナバウアーのように背中の柔軟性を鍛える必要がなくなって、少し嬉しい。
高い位置にスマホを掲げるのが恥ずかしいときは、このテクニック!
自宅で写真を撮る時や気心の知れた友人といる場合は、iPhoneを高く構えても恥ずかしくはないが、たとえば外食の時など、少しiPhoneを掲げにくいときもあるだろう。そのような時のために、まるり || 小学生でもわかるiPhoneの教科書@happy_maruriさんは2つ目の方法を紹介してくれている。
2つ目の影が入らない撮影方法は、写真を撮影する「後」にテクニックを使う方法だ。まず、この方法で撮影をするときは、あまりアングルを気にしなくてもよい。とにかく影が被写体に被らないよう、少し下がってシャッターを切ろう。
そして撮影した写真の編集画面を開き、「切り取り」という項目から「傾き補正」を選択してほしい。
この傾き補正で写真を縦方向に補正すると、まるで真上から撮影したかのようなアングルに調整することができる。
さらに不要な部分はトリミングを行い、必要に応じて色の補正をかけると、完全な映え写真の完成である。
この方法であればiPhoneを構えて立ち上がるという、いかにもインスタグラマーのような気恥ずかしさを感じることもない。「縦にも補正できたのか! 知らなかった」というコメントや「お見それしました」の声も寄せられているので、ぜひ一度、試してみたい裏ワザである。
手軽に写真を撮ることができるだけでなく、誰でも使いやすい編集機能が魅力的なiPhone。使いこなすことができれば、さらにiPhone写真を楽しむことができそうだ。
※サムネイル画像(Image:「まるり||小学生でもわかるiPhoneの教科書(@happy_maruri)」さん提供)