現代社会では、さまざまなスタイルのビジネスモデルが存在している。わかりやすくお殿様に米を納めていた時代から時が流れ、「このようなニッチなビジネスがあるなんて……!」という現代だからこそ、われわれは快適に過ごすことができているのだ。
そのような毎日を豊かにしてくれるビジネスだが、ビジネスを展開している立場と、そのビジネスが顧客としている層によって、さまざまなビジネスモデルとして分類されている。今回ご紹介するのは、Xで話題になっているビジネスモデルの呼称だ。とくにこの春、社会人になる人や新社会人時代になんとなく知ったかぶりを続けて今日まできてしまった人は、今一度、勉強しなおしておくと役に立つこと間違いなしな内容になっている。
ビジネスモデルの言い表し方
今回ご紹介するのは、なぎ|公認会計士@cpa_nagiさんがXでわかりやすく解説しているビジネスモデル一覧だ。
まもなく新社会人になる予定の人はしっかりと認識しておいてほしいのだが、ビジネスは「誰か」が「顧客」に「対して」提供することで成立している。日本ではそのビジネスがどのようなモデルで運用されているのかを表現するために、「対して」の部分を英語の前置詞である「to」に置き換えて、「誰かto顧客」の形で言い表しているのだ。
最も身近なビジネスモデルである「企業が一般消費者に商品を売る」というビジネスモデルの場合は、「Business(企業)to Customer(顧客)」、つまり「B to C」と表現されているのだ。
ネット社会の広がりが、新ビジネスモデルの加速を後押し
先ほど紹介した通り、ビジネスの提供者や顧客を表現する言葉としては、基本的にアルファベット一文字を用いるのが、ビジネスモデルの表現方法だ。
従来よりBやCは多く使われてきたが、とくに近年ビジネスの場で勢いのある勢力が「D」である。ビジネスモデルを表現するなかでも無視できない勢力として、最近Dが仲間入りしたのだ。なぎ|公認会計士@cpa_nagiさんへのリプライ欄でも「Dは知りませんでした(中身は知っていましたが)」、「Dもあるのですね 勉強になります」といった声が相次いでいるのだが、皆さんは「D」の意味がわかるだろうか。
正解は、なぎ|公認会計士@cpa_nagiさんのリプライ欄で解説されているのだが、ヒントとしては、近年ネット社会が急速に広がっているからこそ成立している手法を意味する言葉だ。今後はこのDをどのようにして有益なプラットフォームとして運用していくのかが、ビジネスのポイントになる時代がやってきそうである。ぜひ皆さんも「D」の意味がわかったら、自社のビジネスのなかでDtoCが展開できるか考えてみると、会社の未来が大きく変わるかもしれないのでオススメだ。
仕組みがわかると、ビジネスがわかる
ビジネスモデルは、「自分が誰を相手に仕事をしているのか」を考える上でも重要なのだが、自分にとっての顧客はどのようなビジネスモデルで展開をしているのかを考える上で大切な指標の一つである。
なぎ|公認会計士@cpa_nagiさんへのリプライ欄に寄せられているように「自分が誰相手に仕事しているかを考えるとおもしろい」、「仕組みがわかるとビジネスがわかる」という視点を持って勉強していくと、さらにビジネスがおもしろくなること間違いなしである。
他にも、なぎ|公認会計士@cpa_nagiさんのポストではビジネスに関する豆知識がいろいろと紹介されているので、ぜひ参考にしてみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:「なぎ|公認会計士(@cpa_nagi)」さん提供)