ワイヤレスイヤホン片方だけ落とすも数学の知識を活かして回収!義務教育も捨てたもんじゃない!?

突然だが、皆さんは中学校で習った数学の授業が実生活で役に立ったことはあるだろうか。小学校で習う四則計算は社会生活を送るなかで必要になることもあるが、ぶっちゃけ数学で学んだ知識を実生活のなかで使う機会は早々ない。中1の最初に習う負の数(マイナス)の概念さえ理解していれば、移動する点Pやサイン・コサイン・タンジェントなんて一度も仕事で使うことはないし、生きていくには困らないと常々筆者は感じ、中学生の頃からまったく数学を勉強してこなかった。

実際に数学に対して明るくなくとも困らない人生を歩んできたのであるが、今回ご紹介するなんじゃこりゃさんのポストを知り、「数学って実は必要なのかも……!?」と驚いた。ぜひ筆者と同じように数学をないがしろにしてきた仲間や、今現在数学を学ぶことの意義を見出すことができていない方には、なんじゃこりゃさんのポストで紹介されている数学の知識の素晴らしさを一緒に感動してほしい。

ワイヤレスイヤホンどっかいきがち問題

今回紹介するポストを書いたなんじゃこりゃさんによると、数学的知識が役に立ったのはワイヤレスイヤホンの捜索時ということだ。

現在普及している完全に左右が分離した形のワイヤレスイヤホンは、2014年にEARINというブランドから発売された。小型でケーブルがないため、運動中や歩行中にも邪魔にならず手軽で使いやすい存在であるが、それぞれのイヤーピースのサイズが小さすぎるが故、紛失しやすいというデメリットがあるのも事実だ。

実際になんじゃこりゃさんも、ワイヤレスイヤホンを片方だけ落としてしまったらしい。近年では安価なワイヤレスイヤホンも多く販売されているとはいえ、やはり自分の耳に馴染んだワイヤレスイヤホンは大切な相棒だ。そこでなんじゃこりゃさんがワイヤレスイヤホンの捜索に用いた知識が、数学なのである。

義務教育は無駄じゃない……!数学の尊さを実感!!

具体的になんじゃこりゃさんがワイヤレスイヤホンの捜索に使った方法は、ポストに詳しく紹介されている。

ワイヤレスイヤホンとスマホはBluetoothで接続されているという特徴を活かし、ワイヤレスイヤホンとスマホが接続可能な地点を結ぶ三角形のなかに落としたワイヤレスイヤホンがあると推察し、見事発見に至ったということだ。

ワイヤレスイヤホンを片方だけ落とすも数学知識を活かして回収1

(画像は「なんじゃこりゃさん」さん提供)

ワイヤレスイヤホンを片方だけ落とすも数学知識を活かして回収2

(画像は「なんじゃこりゃさん」さん提供)

なんじゃこりゃさんの頭脳を駆使した名探偵っぷりに、リプライ欄では「それは賢い」、「これは義務教育の勝利」、「これは人間の叡智の勝利ですね…!天才的っ!!」など賞賛の声が次々と寄せられている。

実用数学って面白い!あなたも数学を学びなおしてみては?

今回、なんじゃこりゃさんが活用した数学の知識は、コメント欄でも指摘されていたように「三角測量」という。三角法および幾何学を用いた測量方法として測量や航海、計量学、位置天文学などにも広く使われている知識だ。「カーナビの原理もコレと同じです!」というコメントも寄せられている通り、実は我々が便利に暮らしている世のなかでは、数学の知識が使われていることが多い。

学校で学んでいるときには「こんな知識がなんの役に立つのか……」と窓の外に思いを馳せがちではあるが、やはり勉強は真面目に取り組んでおくに越したことはないのだ。ぜひなんじゃこりゃさんのポストを機に、少し数学の本でも読んで見てはいかがだろうか。

※サムネイル画像(Image:「なんじゃこりゃさん」さん提供)

オトナライフ編集部
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