日本人にとってもっとも身近なスマホといえば、iPhoneだ。2008年にiPhoneが日本に上陸して以降、「初めて使ったスマホがiPhoneだから」、「やっぱりシンプルでカッコいいから」などの理由で、iPhoneを使っている人はとても多い。世界全体に目を向けるとAndroidのユーザーがやや優勢ともいえるのだが、日本ではおよそ7割のスマホユーザーがiPhoneを使っているという調査結果もあり、いまこの記事をまさにiPhoneで読んでいるという人もいらっしゃるのではないだろうか。
日本人になじみの深いiPhoneではあるが、実は私たちがまだまだ知らないiPhoneの裏ワザや設定がたくさんあるらしい。今回も、iPhoneユーザーの大半にとって目からうろこな情報をInstagramで発信しているまるり || 小学生でもわかるiPhoneの教科書@happy_maruriさんのポストで、驚きのiPhone設定情報が紹介されて話題になっているので、ぜひiPhoneユーザーの方はチェックしてほしい。
iPhoneの音質、気にしたことある?
今回話題になっているまるり || 小学生でもわかるiPhoneの教科書@happy_maruriさんのポストは、ずばり「iPhoneの音質設定」に関する情報である。そういえば「iPhoneで音楽を聞くものの、音質について意識したことはなかった」という方もいいのではないだろうか。
そもそもApple製品といえば、iPhoneが誕生する前の2001年に発売された「iPod」という画期的な製品を忘れてはいけない。それまで外出先で音楽を楽しもうとするとCDやMDといった記録デバイスを挿入して使うポータブルプレーヤーが一般的であったのに対し、iPodは「音楽をデータ化して持ち歩く」という革新的な機器であった。昭和後期から平成初期世代にとって、iPodは青春の必需品であったという方も多いだろう。筆者もそのうちの一人だ。
時代は移ろい、もはやスマホそのものにポータブルプレーヤーの機能が内蔵されてしまったいま、初期設定のままiPhoneで音楽を楽しんでいる人が大半だと思われるが、非常にもったいないので、ぜひまるり || 小学生でもわかるiPhoneの教科書@happy_maruriさんのポストを参考にして、iPod時代と同様にもっと音楽を、最高の音質で楽しんでほしい。
まさかのイコライザー機能が搭載されている!?
今回ご紹介するまるり || 小学生でもわかるiPhoneの教科書@happy_maruriさんのポストで最初に紹介されているのが、iPhoneで音楽を楽しむ時に活用したい、イコライザー機能である。イコライザー機能とは「低音・中音・高音のバランスを調整して、音の印象=「音質」を変えられる機能」である。
音楽にこだわりのある方だと「低音を響かせたい」、「高音の響きを楽しみたい」というように自分好みに調整しているだろうが、初期設定のままになっている方は、まるり || 小学生でもわかるiPhoneの教科書@happy_maruriさんオススメのモードでバランス良い響きを楽しんでみてはいかがだろうか。
なおコメント欄にも「ミュージックという項目がそもそもないんだが…」というコメントが寄せられているが、iPhoneから「音楽」のアプリを削除してしまっている場合はイコライザー機能が使えないので、要注意である。
音楽に欠かせない「ヘッドフォン設定」も忘れずに!
そして今回のポストで音質の調整とともに紹介されているiPhoneの設定情報が、「ヘッドフォン調整」と「ヘッドフォン通知」だ。実はiPhoneでは、iPhoneに接続して使うヘッドフォンやイヤフォンに関しても、音声の聞こえ方などを調節する設定機能が搭載されている。
また大切な聴覚を守るための「ヘッドフォン通知」という設定をオンにしておくと、聴覚に影響を与えるリスク(たとえば、長時間にわたって音楽を大音量で聞いているなど)を察知し、通知で危険を知らせてくれるのだ。無意識のうちに音楽を大きな音で聞いてしまっているという人は、今すぐまるり || 小学生でもわかるiPhoneの教科書@happy_maruriさんの投稿を参考に、設定を見直してほしい。
私たちの生活に欠かすことのできないiPhoneだが、細かい設定を調整することによって、もっともっと快適なスマホライフを楽しむ方法が隠れている。ぜひ音質に関する設定を調節して、ワンランク上のiPhoneユーザーを目指してみてはいかがだろうか。
※サムネイル画像(Image:「まるり||小学生でもわかるiPhoneの教科書(@happy_maruri)」さん提供)