北陸新幹線の旅に出たAirTagが3日間も北陸路線をさまよう本末転倒の話が話題!

私たちのQOLを爆上げしてくれるApple製品。iPhoneやMac、AppleWatchなど、誰もがひとつはApple製品を持っている時代だが、そのなかでも特に「小ささ」という点で群を抜いている存在が、AirTagではないだろうか。

AirTagは、世の中に何億台ものiPhoneが溢れているという状況を利用して、大切なものの紛失や盗難に備えることができる、「紛失防止タグ」というアイテムだ。財布や鍵などにつけておくことで、「アレ、どこいったっけ?」、「もしかして置き忘れた?」という事態に備えることができる優れモノだが、今回そのAirTagの弱点が発覚するビックリ事件がXで話題になっているので、ご紹介していこう。

そもそもAirTagって何?

(Image:Tada Images / Shutterstock.com)

AirTagは、BluetoothやUWB接続を使って、近くをすれ違うiPhoneがその位置情報を発信してくれる仕組みの紛失防止タグだ。AirTag自体にGPS機能は搭載されていないので、本体は500円玉より一回り大きいほどのサイズ感。また重さも11gしかないので、小銭入れに入れたり、バッグのポケットに入れたりしても、全く邪魔にならない。

大切な財布やポーチなどに仕込んでおけば、自分から離れてしまった時にすぐ通知が届き、現在地を教えてくれるというメリットがある。そして今回紹介する、Xで話題のAirTag事件は、このAirTagが誇る「小ささ」が原因で起こってしまったようだ。

小さすぎるが故の事件にXが騒然!!

今回ご紹介するのは、堀洋祐 Yosuke Hori / カサネタリウム@kasanetariumさんによる、こちらのポストである。

(画像は「堀洋祐 Yosuke Hori / カサネタリウム(@kasanetarium)」さん提供)

なんと北陸新幹線のなかに忘れてしまったAirTagが、発見されないまま何回も東京と敦賀や新潟の間を往復し続けているというのだ。

堀洋祐 Yosuke Hori / カサネタリウム@kasanetariumさんによると、AirTagを落としてしまったのは、7月15日(月)15:02 金沢発17:09 大宮着(終点上野駅)のかがやき内。下車後すぐにAirTagがないことに気付いたものの、落とし物として発見してもらえていない状態が続き、7月20日時点で、もっぱら北陸新幹線の旅を続けている状態なのだ。この珍事に、リプライ欄では「旅するタグ。」、「めっちゃ旅tagですね…早くお手元に届きますように」、「まさにエア乗車」と、驚きの声が集まっている。

(画像は「堀洋祐 Yosuke Hori / カサネタリウム(@kasanetarium)」さん提供)

(画像は「堀洋祐 Yosuke Hori / カサネタリウム(@kasanetarium)」さん提供)

意外とあるある!? 旅する小さなApple製品たち

堀洋祐 Yosuke Hori / カサネタリウム@kasanetariumさんが「AirTagも高くなったので、見つかって欲しい…。」、「AirTagで落とした物を探すより、AirTag本体を探すことのほうが多いという本末転倒さ。」と嘆いているように、紛失防止のためのガジェットが、その在処は分かっているのに手元に戻らないというフラストレーションは、相当なものだろう。

しかしリプライ欄によると、「僕も去年のぞみに落として東京〜福岡間(たまに品川車庫)走っていました!」、「私もこだまで窓の隙間のとこにAirPods起き忘れて1日半旅されていたことがあり、結構気づかれないもんだなと思いました」という経験者からの声も寄せられており、意外と新幹線内でなくしたApple製品が旅を続けるのは、あるあるな事件なのかもしれない。

AirTagは遠隔操作で音を鳴らすことができるので、「終着駅の清掃の時間を見計らって音鳴らすといいよ」、「駅に止まってる時に音を鳴らしてみるとか!?」というコメントも寄せられているが、現時点で堀洋祐 Yosuke Hori / カサネタリウム@kasanetariumさんのAirTagが手元に戻る算段はついていない。みなさんも夏の旅行時は、今一度交通機関のなかに忘れ物がないかどうか確認してから下車することを心がけてほしい。

こちらの投稿に寄せられたコメントを引用しました。

※サムネイル画像(Image:「堀洋祐 Yosuke Hori / カサネタリウム(@kasanetarium)」さん提供)

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