赤ちゃんが産まれると、これまで想像ができなかった出費が多いことに気が付く。オムツやミルク代にはじまり、おしりふきやすぐにサイズアウトする洋服、ぼろぼろになるスタイなど、改めて小さな命を育むことの大変さを実感してしまう。特に生後半年を迎えて、離乳食が始まってからは、食費そのものだけでなく、3食の準備という負担に悩むパパ・ママも多い。
せっかく作った食事を残されたり、イヤイヤされたりしながらも、栄養バランスを考えて一生懸命食事の世話をしなくてはいけない現実に、心が折れそうになっているパパ・ママに上手く活用してほしいのが、「外食」である。とにかく、1食だけでも食事の準備や後片付けから解放されること、自宅という閉鎖的な空間以外でご飯を食べることによって回復する心の余裕は、費用以上の大きな価値がある。
とはいえ、可能な限り出費は抑えるに越したことはない。そこで、とにかく子育てを頑張っているパパ・ママにご紹介したいのが、今回Xで話題となっているポストだ。
神すぎる!!子どもが無料の外食リスト
そのポストは、ひなパパ@hina_money35さんによる、こちらのものである。
お子さま無料の外食先が30種類も、表で分かりやすく紹介されている。これだけ子ども無料の外食先があれば、毎日1つずつ回るだけで、1カ月は「子どもは無料」で外食を楽しめてしまう計算だ。
実際にひなパパ@hina_money35さんのポストには、「子どもがいる家庭にやさしい飲食店最高」、「こいつぁ見逃せませんな!」、「夏休みで出費が多くなりがちだから助かりますね!」といったリプライが、次から次へと寄せられている。それだけ子育て中の食事の手間と出費のバランスに、頭を悩ませている方も多いということであろう。なかには「子どもで浮いた分がビール代」、「これはうれしい情報!家族で楽しみながら節約できるのいいですね」というリプライも届いているが、ぜひ子育て中こそ賢く節約し、息抜きを楽しんでほしい。
また「温野菜好きなので、甥っ子姪っ子と一緒に行ってきます」というリプライにもある通り、ぜひパパ・ママ以外であっても子ども無料情報を活用することで、甥っ子・姪っ子サービスや孫サービスを楽しんでほしい所存である。
小学生までが節約のチャンス!?小学生のお得情報は超貴重!!
しかし、リプライ欄に「小学生未満はそこまで量も食わんしな。小学生以下の情報が欲しいんよ。(小4男子持ち)」、「子どもが小さいころに知りたかった」という意見も寄せられている通り、多くの「子ども無料」情報が、小学生未満を対象としている点にも着目したい。実際に、ひなパパ@hina_money35さんのポストで「子ども無料」の外食先が30選も紹介されているうち、「小学生以下」が対象になっている外食先は、3つしかない。習い事や教育費で出費が嵩み、反抗期の子どもに手を焼いている子育てパパ・ママからすると、阿鼻叫喚である。
確かに一口で「小学生」とはいっても、7歳の女子と12歳の男子が食べる量は大きく異なる上に、12歳男子は下手をすれば細身の女性程度の食事量をぺろりと平らげてしまうこともあるので、小学生を無料にすることが難しいという企業の懐事情も推して知るべしだ。しかし、「子どもが無料の外食がこんなにもー!!!!これは覚えておきたいですし、ぜひ一度は行ってみたいですよね!」というリプライの通り、無料ということで足を運ぶ理由にもなるし、パパやママのビールを1杯追加できるかもしれないので、そこは企業に何とか頑張ってもらいたいところだ。
小学生以降へのサービス拡充を祈りつつ、小学生になるまでは積極的にひなパパ@hina_money35さんのポストを参考にして、賢く外食費を抑えていこうではないか。
※サムネイル画像(Image:「ひなパパ(@hina_money35)」さん提供)