2019年10月に消費税が8%から10%に引き上げられる予定だが、今使っている電卓はどうすればいいのだろうか? やっぱり買い替えないとダメなの? 実は、電卓の中には消費税率を自分で変更できる機種がある。今回はCASIO製電卓を例に消費税率を変更する裏ワザを紹介しよう。これで電卓を買い替えなくても済むぞ!
消費税が10%になっても電卓はそのまま使える!
リーマンショック級の一大事がなければ、2019年10月に消費税は10%にUPされる予定だ。そこで気になるのが電卓の消費税率である。ちゃんとした日本メーカー製電卓なら「税抜」「税込」ボタンが付いており、簡単に消費税の計算ができるようになっているはずだ。だが、現状では消費税率が8%になっているので、2019年10月以降は役に立たない。やっぱり新しく電卓を買い替えないといけないのだろうか?
実は、日本メーカー製電卓の多くは、消費税率を自分で自由に変更できる機能が付いているものが多い。今回は筆者が愛用しているCASIO製電卓「DM-1200T」を使って、税率変更の方法を紹介するが、メーカーの公式サイトで検索すれば、簡単にその方法を知ることができるだろう。是非お試しあれ!
まずは、電卓の「AC」ボタンを1回押そう。液晶に「0」と表示されるはずだ
「%」(税率設定)ボタンを3~4秒長押しすると、現在の消費税率「8%」が表示される
「C」ボタンを押すと、消費税率がリセットされて「0%」になるはずだ
数字の「10」を押すと、液晶の消費税率が「10%」に変更される
この状態で「%」(税率設定)ボタンを押せば、この税率(10%)が確定する
設定した税率を確認するために、「100」→「税込」と続けて押してみよう。液晶に「110」と表示されればOK! もちろん、同じ方法で8%に戻すこともできるぞ
●CASIO(税率の設定方法)は→こちら