2022年「ホロライブレーシングプロジェクト」がついに始動! 4月に行われた開幕戦の結果は!?

2022年シーズン、国内最高峰の自動車レース「SUPER GT」のGT300クラスにおいて「PACIFIC RACING TEAM」とタイアップした「ホロライブレーシングプロジェクト」が始動した。このプロジェクトではホロライブに所属するVTuber「ときのそら」「アキ・ローゼンタール」「白上フブキ」「大空スバル」「宝鐘マリン」「雪花ラミィ」の6人をタイアップメンバーとして起用しており、注目度はバツグン! 2022年4月16日、17日に開幕戦を迎えた「ホロライブレーシングプロジェクト」だが、気になる結果はどうだったのだろうか?

「ホロライブレーシングプロジェクト」とは?

「ホロライブ」を運営するカバーと、モータースポーツチーム「PACIFIC RACING TEAM」がタイアップして発足した「ホロライブレーシングプロジェクト」。

このプロジェクトでは、ホロライブに所属するVTuber「ときのそら」「アキ・ローゼンタール」「白上フブキ」「大空スバル」「宝鐘マリン」「雪花ラミィ」の6人をタイアップメンバーとして起用しており、館田ダン氏描き下ろしのレースクイーンコスチュームが話題となっている。

PACIFIC RACING TEAMといえば、過去にも「侵略!?イカ娘」「攻殻機動隊ARISE」「ラブライブ!」「ガールズ&パンツァー」「ミライアカリ」といった人気コンテンツとのタイアップを行ってきたことでも有名。

また、ホロライブレーシングプロジェクトでは個人スポンサー制度が導入されており、出資金額に応じた特典や限定グッズを入手できるのも魅力的だ。

個人スポンサー制度には「コラボグッズコース」と「推しコース」の2つが用意されており、ここでしか手に入らないファン垂涎の限定グッズも入手可能となっている。

●PACIFIC × hololive RACING PROJECT(公式)→こちら

(Image:pacific-hololive-racingproject.jp)

ホロライブ所属のVTuber6人がレースクイーンの格好でPACIFIC RACING TEAMを応援。館田ダン氏描き下ろしの特別なイラストとなっている

(Image:pacific-hololive-racingproject.jp)

こちらがホロライブ所属VTuber6人をデザインに盛り込んだ「PACIFIC hololive NAC Ferrari」のカラーリング。このマシンでGT300を戦うのだ

(Image:pacific-hololive-racingproject.jp)

こちらが第1期個人スポンサーとなった人が入手できる限定グッズ。すでに第1期の募集は終了しているが、第2期以降の募集も予定されているそうだ

初日の公式練習と公式予選Q1では首位を獲得!

公式練習では、PACIFIC RACING TEAMは1分25秒248というラップタイムを叩き出し、2位に0.2秒の差を付けていきなり1位を獲得。公式予選に向けて素晴らしいスタートを飾った。

続く公式予選はQ1とQ2の2回が行われるが、Q1ではA組とB組に分かれて走行し、各組の上位8チームまでが公式予選Q2へと進出できる方式。

Q2に進出できなかったチームでも決勝レースには参加できるが、スターティンググリッドはかなり後方になってしまうのでQ1のタイムが重要になってくる。

そんななか、PACIFIC RACING TEAMはQ1でも1分24秒717というタイムを記録。これは岡山国際サーキットのGT300におけるコースレコードとなり、見事に公式予選Q1で1位を獲得したのである。

(Image:supergt.net)

こちらが公式練習のリザルト。マシーン名に「hololive」が入っているのがうれしい! 公式練習とはいえ、デビュー戦でいきなりの1位を獲得しファンの度肝を抜いた

(Image:supergt.net)

こちらは公式予選Q1のリザルト。Q1でも1位を獲得したPACIFIC RACING TEAMにポールポジションへの期待が高まる!

スターティンググリッドが確定する公式予選Q2の順位は?

公式予選Q1の上位8チームが進出するQ2は、その順位によってスターティンググリッドが決まる。1位となったチームがもっとも優位なポールポジション(レーススタート時における一番前のポジション)を獲得できるのだ。

公式練習と公式予選Q1において1位、それもコースレコードを叩き出して絶好調のPACIFIC RACING TEAMだったが、有力チームがひしめくGT300はそんなに甘くない。

Q2では、なんと上位5チームがPACIFIC RACING TEAMのコースレコードを更新するという、とんでもない展開になったのである。

結局、Q2においてPACIFIC RACING TEAMは1分24秒717というタイムを記録し、スタートグリッドは6番目となった。もちろん、このポジションなら十分優勝を狙えるので、17日の決勝レースも十分期待される。

(Image:supergt.net)

こちらが予選Q2のリザルト。なんと上位5チームがコースレコードを叩き出し、13チームがトップから1秒以内のタイムという大激戦となった。結局、PACIFIC RACING TEAMは予選6位を獲得している

結局PACIFIC RACING TEAMの決勝戦はどうなった!?

4月17日、岡山国際サーキットは見事に晴れ渡り、最高のレース観戦コンディションで決勝レースを迎えた。PACIFIC RACING TEAMはスターティンググリッド6番目からのスタートとなる。

決勝では大きなミスや事故もなく、順調な走行を続けたPACIFIC RACING TEAM。途中、所定ピットインの作業も好タイムで終わらせ、その後も快調にコースを周回していった。

結局、決勝レースではトップと41秒差の4位でフィニッシュ。いきなりの表彰台こそ逃したが、このレースにおけるファステストラップ(コース1周で一番タイムが早いこと)を獲得するなど、PACIFIC RACING TEAMはそのポテンシャルを十分に見せつけた。

これなら、第2戦以降もPACIFIC RACING TEAMの活躍、そして表彰台も期待できるだろう。

ちなみに、このGT300には「初音ミクGTプロジェクト」も参戦しており、今回のレースでは7位を獲得している。華やかなカラーリングのマシンが数多く走行しているのもGT300の魅力のひとつとなっているのだ。

(Image:supergt.net)

デビュー戦で見事4位を獲得したPACIFIC RACING TEAM。ファステストラップを叩き出すなど、大いに見せ場を作った。次戦以降では表彰台の獲得を期待したい

■GT300 2022年シーズンの開催予定

  開催日程 サーキット名
第1戦 4月16~17日 岡山国際サーキット(岡山県)
第2戦 5月3~4日 富士スピードウェイ(静岡県)
第3戦 5月28~29日 鈴鹿サーキット(三重県)
第4戦 8月6~7日 富士スピードウェイ(静岡県)
第5戦 8月27~28日 鈴鹿サーキット(三重県)
第6戦 9月10~11日 スポーツランドSUGO(宮城県)
第7戦 10月1~2日 オートポリス(大分県)
第8戦 11月5~6日 ツインリンクもてぎ(栃木県)

●SUPER GT(公式)→こちら
●ホロライブプロダクション(公式)→こちら

※サムネイル画像(Image:pacific-hololive-racingproject.jp)

オトナライフ編集部
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