YouTubeで投稿したはずのコメントが表示されない・反映されない原因は、投稿者側・視聴者側の設定や、投稿したコメントの内容にあります。

そもそも「コメントを投稿できない」場合は、投稿者側がコメントを無効にしていることが原因です。投稿者側は「YouTube Studio」で、動画ごとにコメント投稿の可否を設定できます

投稿者がコメントをオフにしている場合、動画のコメント欄に「コメントはオフになっています」と表示されます。一方、「確かにコメントしたのに表示されない」場合は、YouTubeのコメントの承認制や削除などの機能が原因です
本記事では、YouTubeのコメントが表示されない・反映されない原因と対処法を、画像付きで解説します。
【投稿者側の設定編】YouTubeでコメントが表示されない/見れない原因
前述のとおり、投稿者がそもそもコメントをオフにしていたら、コメントの投稿自体ができません。コメントを投稿したのに表示されない場合、以下4つの理由が考えられます。
・コメントが承認制になっている
・コメントにNGワードが設定されている
・リンクがブロックされている
・投稿者にコメントが削除された
コメントが承認制になっている | 承認されれば表示される
YouTubeのコメントが「承認制」になっている場合は、投稿者がそのコメントを承認した時点で表示されます。

動画投稿者は「YouTube Studio」で、動画ごとにコメントを設定できます。「すべてのコメントを保留して確認する」になっている場合、投稿者側がコメントを承認しない限り表示されません
コメント/チャットにNGワードが設定されている | 公序良俗に反するコメントを控える
コメントに「NGワード」が設定されている場合、それに該当するキーワードを含むコメントは非表示になるので、公序良俗に反するコメントは避けましょう。

YouTube Studioでは、投稿者がコメントの自動フィルタリング機能を利用できます。「ブロックする単語」に該当するキーワードがコメントに含まれていれば、そのコメントは自動的に非表示となります
リンクがブロックされている | コメントにリンクを入れない
投稿者によって「リンク」がブロックされている場合、URLを含むコメントは投稿できません。スパム認定されることもあるため、コメントにはURLリンクを入れないようにしましょう。

YouTubeでは、デフォルト設定でチャット欄でURLを送信できないようになっています。YouTube Studioの設定を変更すれば、動画のコメントでもURLをブロックできます
コメントが削除された | 削除理由に思い当たる節がないか考えよう
不適切なコメントを投稿した場合、投稿者にコメントを削除されることがあります。投稿者を傷つけるコメントをしなかったか、思い当たる節がないか考えてみましょう。

YouTubeでは、視聴者側が自分のコメントを削除できますが、投稿者側も自由にコメントを削除できます。なお、投稿者は任意のユーザーを「ブロック」できますが、ブロックされたチャンネルへのコメントはすべて非表示になるので要注意
【視聴者側の設定/行動編】YouTubeでコメントが表示されない/見れない原因
以下3つの視聴者側の設定や行動が原因で、YouTubeのコメントが表示されないこともあります。
・「制限付きモード」が有効になっている
・コメント内容がスパムと判定されている
・コメントがYouTubeに通報された可能性もある
「制限付きモード」が有効になっている | 解除を行う
「制限付きモード」は、YouTube側が不適切だと判断した動画やコメントを、自動的に非表示にする機能です。自身のコメントが制限に引っかかる場合は表示されなくなるので、以下の手順で解除しましょう。

【1】YouTubeアプリ右上の「自身のアイコン」をタップし、「設定」→「全般」と進み、【2】「制限付きモード」をオフにします
コメント内容がスパムと判定されている | スパム的な内容を控える
投稿者側がNGワードを設定やコメントの削除をしていなくても、YouTube側に「スパム」判定されるとコメントが表示されません。

大量の絵文字やURLリンクを含むコメントは、YouTubeにスパム認定される可能性が高いです。スパム認定されたコメントは、自動的に「確認のために保留中」となります。投稿者側が削除・通報・ブロックなどを行うケースもあるので要注意
コメントがYouTubeに通報された可能性もある
商業目的や不快なコメントは、他のユーザーに「通報」されることがあります。また、真面目に投稿したコメントであっても、暴力的・批判的な内容、もしくは上から目線のコメントは通報される可能性が高いです。
まとめ
YouTubeのコメントが表示されない・反映されない原因と対処法を解説しました。ちなみに筆者はYouTubeで動画を投稿するときは、差別的・侮蔑的なキーワードをNG指定し、URLリンクをブロックしています。人気チャンネルほどコメント規制が厳しいケースが多いので、コメントの投稿時は内容に問題がないかチェックして送信しましょう!
※サムネイル画像(Image:Starikov Pavel / Shutterstock.com)