ラーメンはいつも、”なぜか無性に”食べたくなるものだ。そんな中毒性のあるラーメンの一つ、人によってはその最たるものとも言えるのが「ラーメン二郎」。ラーメン二郎を文化として、ジャンルとして、そしてラーメン二郎を愛する“ジロリアン”たちへのビックニュースだ。ラーメン二郎の亀戸店がYouTubeチャンネルを開設した。
ラーメン二郎、YouTubeに進出!?
美味しい一杯でした🍜 pic.twitter.com/25wTX3i8GQ
— ラーメン二郎亀戸店 (@jiro_kame) March 31, 2022
呪文によって召喚される一杯。満腹攻撃を受けるので、戦士たちはオシャレベルトなどは家に置いて、ウエストゴムのズボンで向かって欲しい
極太わしわし麺、積み上げられたヤサイに思いを馳せつつ、各々が各々の持つ呪文を唱える。「ヤサイマシマシアブラニンニク」
「二郎」と聞くと、「はいはい、あれね」と野菜の積み上がったラーメンどんぶりや、呪文のような注文口上を思い浮かべる人は数多くいるのではないだろうか。”二郎系ラーメン”の元祖「ラーメン二郎」の店舗のひとつ亀戸店がYouTubeチャンネルを開設した。
フォロワー2.6万人(2022年8月10日時点)を誇るラーメン二郎亀戸店(@jiro_kame)は8月9日、公式YouTubeチャンネル「ラーメン二郎亀戸店」を開設したことを報告した。8月10日の17時時点でチャンネル登録者数は配信前にもかかわらず、すでに400人を越えており今後も続々と増えていくことが予想される。
動画の投稿については、「まだ先のことにはなりますが」と語っており、「とりあえずch(チャンネル)だけ」とのことではある。しかし、ちょくちょく更新をしていくとも述べられている。
「ラーメン二郎」はもはや文化!?
とりあえずchだけ作ってみました。まだ先のことになりますが動画もちょくちょくあげれればと思っています!https://t.co/PeKsfALXJO @YouTube
— ラーメン二郎亀戸店 (@jiro_kame) August 8, 2022
ラーメンはYouTubeのジャンルとして強い人気がある。さらにはファンの多い二郎。二郎のカリスマロードは今日ここから始まる
ラーメン二郎は熱烈なファンが多い。「二郎はラーメンではなく“二郎という食べ物”である」と言わしめるほどの魔力と中毒性。ネット上では「特別おいしい訳ではないはずなのに、なぜかまた食べに来てしまっている」とも語られる。中には、修行や巡業のように各店舗を回り、味の違いをネット上で情報交換する人もいる。
とりわけ熱烈なファンを指す言葉として、“ジロリアン”という言葉が存在する。持参した鍋で麺やスープを持ち帰る「鍋二郎」や、自宅で味の再現を目指す「家二郎」など、ラーメン二郎はラーメンとしてではなく、”ラーメン二郎”というジャンルとして愛されているようだ。
今回のYouTubeチャンネル開設は、全国のジロリアンたちを湧かせるだけでなく、「まだラーメン二郎を訪れたことはないが、二郎に似せた”二郎系ラーメン”は好き」という地方のラーメンファンにも影響があるのではないだろうか。ラーメン二郎はかなり有名だが、店舗の多くは関東に集まっているため、本家の二郎を食したことのない地方民もいるはずだ。ぜひ、店舗を訪れて”聖地巡礼”するきっかけとして欲しい。
ラーメン二郎はYouTuberによって取り上げられることも多いので、これからはラーメン二郎亀戸店とのコラボ動画なども見られることになるのだろうか。このインパクトのある公式YouTubeチャンネルの開設は、どこまで影響が広がっていくことになるのだろうか。後世、ラーメン二郎が大衆文化の一つとして語り継がれるまでになったら面白いかもしれない。
参照元:ラーメン二郎亀戸店 Youtubeチャンネル→こちら
参照元:とりあえずchだけ作ってみました。まだ先のことになりますが動画もちょくちょくあげれればと思っています!【ラーメン二郎亀戸店(@jiro_kame)】
※サムネイル画像(Image:YUTO@PHOTOGRAPHER)