近年、YouTubeはテレビに代わる動画コンテンツの配信を行うプラットフォームとして、その存在が非常に注目されている。しかし、音楽コンテンツを配信する場としての人気が衰えたわけでなく、PVを見たいファンなども多く存在するため、音楽コンテンツを視聴するユーザーも多く存在する。
今回は、そのような音楽コンテンツの再生数ランキングをお伝えしていきたい。
1位はAdoの「Tot Musica」!
株式会社アナライズログは8月25日、同社が運営するYouTube分析ツール「Digital Creators(デジタルクリエイターズ)」が、独自に調査したYouTube週間動画再生数ランキングのトップ10を発表した。対象となるのは8月15~22日に公開された“音楽ジャンル”の動画となっている。
堂々の1位に輝いたのはAdoの「【Ado】Tot Musica(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」だった。アニメ映画『ONE PIECE FILM RES』の劇中歌で、再生数は677万再生と2位以下を圧倒し断トツの人気ぶりを示す結果となっている。Adoは前週のランキングでも「【Ado】世界のつづき(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」が4位(197万再生)にランクインしており、アーティストとしても高い注目度を誇っていることがうかがえる。
ランキング2位には、King Gnuの「King Gnu – 雨燦々」が登場。再生数は252万再生と、1位からは大きく引き離されたものの、注目度の高いドラマである日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)の主題歌ということもあり人気であることに変わりはないだろう。
トップ3の最後、3位に滑り込んだのは乃木坂46の「乃木坂46『ジャンピングジョーカーフラッシュ』」(154万再生)が入った。乃木坂46は7位にも「乃木坂46『僕が手を叩く方へ』」(63万再生)がランクインし、前週も「乃木坂46『バンドエイド剥がすような別れ方』」(135万再生)で顔を出すなど、グループとしてのファンの多さを示す結果と言える。
4・5位にはボーイズグループが並んだ
4位には、SnowManの「Snow Man 2nd ALBUM『Snow Labo. S2』- introductory video-」が並んだ。再生数は138万再生。前週のランキングでは「Snow Man 『JUICY』 Dance Practice」が357万再生で、1位に輝いているため“1位陥落”と表現することもできるが、それでもきっちり100万再生を超えてくるところをみると、手堅い支持層を獲得していると考えられる。
5位には、BE:FIRSTの「BE:FIRST / Shining One -Dance Practice Pt2-」(84万再生)が入った。この動画は2021年8月に発売されたBE:FIRSTのプレデビュー曲「Shining One」を、活動開始から1年を経て、あらためて披露する動画になっているといい、同ランキングでは「さまざまな経験を積み、ダンスの技術だけでなく、成長したメンバーの姿を見ることができる」と解説している。ファンにとってはたまらない動画と言えそうだ。
アーティストに女性アイドルグループ、男性アイドルグループなど多彩なグループが並んだ今回の動画再生数ランキング。来週はどんな顔ぶれになっているのだろうか。その変化にも注目していきたい。
出典元:【YouTubeランキング】週間動画再生数<音楽>~Ado&乃木坂46が2週連続ランクイン~(8/22)【DigitalCreators】
※サムネイル画像(Image:Edgar BJ / Shutterstock.com)