YouTubeの検索結果に自分の動画/チャンネルが出てこないのは何故?原因/対処法

YouTubeの検索結果には、入力した検索キーワードと関連する動画が出てきます。

検索キーワードと関連性を評価するために、タイトル・タグ・概要欄に加えて、動画コンテンツとの一致度などさまざまな要素が考慮されます。【左】「東京都」と入力すると、このようなサジェストが表示されます。【右】「Obama」と検索すると、動画タイトルに「Obama」を含み、オバマ氏が登場する動画がトップにヒットします

しかしタイトルや説明などを工夫したつもりでも、検索結果に自分の動画が出てこないことがあります。検索方法を変えてチェックしても自分の動画が表示されない場合は、動画コンテンツや説明などの見直しが必要です。

本記事では、YouTubeで自分が投稿した動画が検索結果に表示されない理由と、対処法について画像付きで解説します。

YouTube検索に自分の動画/チャンネルが出てこない際にまず確認すべきこと

チャンネルや動画の作成、動画の更新やチャンネル名の変更を最近行った場合、YouTube の検索結果に反映されるまでに数日かかることがあります。そのためまずは数日待ちましょう。それでも自分の動画・チャンネルがYouTube検索で出ない場合は、以下6つのポイントを要チェック。

・動画IDでYouTube検索を行う
・チャンネルIDでYouTube検索を行う
・検索フィルタの設定を変更して検索する
・投稿したYouTube動画のタイトル/タグ/説明文を修正する
・動画のサムネイルを変更する
・センシティブなテーマを避けて動画作成/チャンネル運営を行う

動画IDでYouTube検索を行う

YouTubeの「動画ID」は、URL末尾の「v=○○○」の「○○○」部分です。 ここは10文字前後のランダムな文字列で構成されており、動画固有のID(識別子)となっています。

たとえばこの動画では、URL末尾が「v=eRd7388NOnM」となっているので、動画IDは「eRd7388NOnM」であることが分かります。実際にこのIDでYouTube検索を行うと、本動画がヒットします

(動画はTokyo Tokyo FESTIVAL 東京2020大会文化プログラム記録映像より引用)

動画IDで検索しても動画がヒットしない場合、動画のアップロードに失敗している可能性があるので、エラーメッセージなどが来ていないか確認しましょう。動画がきちんと公開できている場合は、動画がYouTubeの規約違反で非公開状態になっている可能性があるため、YouTubeに問い合わせてみてください。

チャンネルIDでYouTube検索を行う

YouTubeの「チャンネルID」は、チャンネル自体に設定されている固有のID(識別子)です。チャンネルIDで検索を行い、自分のチャンネル/動画がヒットするかも確認してみましょう。チャンネルIDは以下の方法で確認できます。

ブラウザ版YouTubeを開き、①「自身のアイコン」→②「設定」と進みます。③「詳細設定」を開くと、④「チャンネルID」が表示されます

動画IDと同様に、IDで検索してもヒットしない場合はYouTubeの規約違反の可能性があるため、警告のチェックや問い合わせを行いましょう。

検索フィルタの設定を変更して検索する

自身の動画やチャンネルが、他の人の動画などに埋もれていて表示されない可能性もあります。「検索フィルタ」を設定して検索すると、ヒットする可能性があります。

検索結果画面で「フィルタ」を選択すると、検索フィルタを有効化できます。投稿したばかりの動画を検索したい場合は、「1時間以内」などのフィルタで検索にヒットしないか調べてみましょう

投稿したYouTube動画のタイトル/タグ/説明文を修正する

YouTube動画のタイトル・タグ・概要文に適切なキーワードが入っていない場合は修正が必要です。

前述したように、YouTube検索ではユーザーが入力したキーワードと、動画のタイトル・タグ・概要文との関連性が評価されます。たとえば、モニタースピーカーのテスト動画であれば、「スピーカー」「テスト」「音質」などのキーワードを入れ込みましょう

なお動画タイトルにチャンネル名を入れると「目立つので良い」感じがするかもしれませんが、かえって検索結果に表示されにくくなるので要注意。以上の点を踏まえて、動画タイトルなどを修正して数日待ってから、検索結果をもう一度チェックしてみましょう。

動画のサムネイルを変更する

動画のサムネイルのクリック率も、YouTubeは検索順位の指標として重視しているので、ユーザーが求めている内容に近いサムネイルへ変更してみましょう。

なお、サムネイル変更は「検索結果に出るがクリック率が低い」場合も有効です。一般的には、サムネイルクリック率が10%を超えると理想的だと言われています。サムネイルクリック率は、「検索結果に表示された回数」を「クリック数」で割った数値です。

センシティブなテーマを避けて動画作成/チャンネル運営を行う

動画名やチャンネル名が視聴者にふさわしくない場合は、検索結果にコンテンツが表示されにくくなります。そのため、センシティブもしくは過度に刺激的な内容は避けて、無難なものにするほうが上位表示を狙いやすいです。

どうしても検索に動画が出てこない場合、他のYouTubeチャンネル運営者とのコラボ動画を作成するのも効果的。

相手チャンネルの視聴者が自分の動画も見てくれれば、再生回数や視聴者維持率などが改善され、YouTubeの検索順位にも好影響を与える可能性が高いです。また、相手のチャンネルの登録者の「あなたへのおすすめ」や「関連動画」に、自分の動画が表示される可能性も高まります

YouTubeの「あなたへのおすすめ」については、以下の記事で詳しく解説しているのでご参考ください。

まとめ

YouTubeの検索で、自分の動画が出てこない原因と対処法を解説しました。動画をきちんとアップロードできていても、動画のタイトル・タグ・概要文がうまく書けていなかったり、動画やチャンネルの内容に問題があると上位表示されません。

YouTube動画を上位表示させるためには、ユーザーの検索ニーズに合うキーワードを入れ込んだり、センシティブ・刺激的な内容を避けることが重要です。ただしこれらの対策を行っても、競合が強くて上位表示できない場合もあります。そのようなときは、人気YouTuberとのコラボ動画を作成すれば、流入数が増えて上位表示できる可能性もあります。

オトナライフ編集部
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