定額で聞き放題のサブスクリプションサービス「LINE MUSIC」。歌詞表示やオフライン再生はもちろん、LINEのプロフィールにお気に入りの曲を設定したり、採点機能付きのカラオケで歌ったりすることもできるのが特徴。そのようなLINE MUSICの配信楽曲が1億曲を突破したことを記念して、独自のランキングを公開した。
「プロフィールBGM」ランキング、第1位はOfficial髭男dismの「Pretender」
LINE MUSIC株式会社は、サービスを開始した2015年から7年間のデータをもとに「プロフィールBGM」「カラオケ」「着うた®」のそれぞれで人気だった曲のランキングを発表した。
「プロフィールBGM」ランキングで堂々の1位に輝いたのは、Official髭男dismの「Pretender」。2019年に映画の主題歌として発表されたラブソングで、共感性の高い歌詞が幅広い年代に支持されている。
第2位は、あいみょんの「マリーゴールド」。切なさが前面に出された歌で、タイアップではない楽曲ながら、あいみょんの代表曲の一つといえるほど人気だ。第3位にKing Gnuの「白日」、第4位には菅田将暉の「まちがいさがし」がランクインするなど、近年を代表する楽曲が揃い踏み。2~3年ほど前に発表され、今なお根強い人気を誇る曲が多いようだ。
カラオケ機能で、最も選曲されたのは優里の「ドライフラワー」だ。優里の2ndシングルとして2020年にリリースされた曲で、失恋を女性目線で描かれた歌詞とバラード調の曲が若者を中心に多くの人を虜にした。第2位は「夜に駆ける」、第3位は「うっせえわ」と、それぞれアーティストを象徴するようなヒット曲がランクイン。
ランクインした曲は音程が高く歌うのが難しい曲も多いが、「おうちだからこそ難しい楽曲に何度も挑戦した」との声が寄せられ、自粛期間を活かしてそれぞれリフレッシュに臨んでいたようだ。
「着うた®」ランキングは、他とは一風変わった内容に
「プロフィールBGM」と「カラオケ」は、比較的楽曲やアーティストが重複しており、近年の大ヒット曲がランクインしていたが、「着うた®」のランキングではひと味違った傾向を見せる。
第1位は、JYの「好きな人がいること」。JYとは、元KARAで現在は女優として活躍する知英さんのアーティスト名で、この曲は同タイトルのドラマの主題歌だ。可愛らしい音楽と前向きな歌詞が女性を中心に人気を集め、多くのユーザーに着うた®として設定された。
第2位には「ピカチュウのうた」がランクイン。ポケットモンスターのピカチュウ(CV:大谷育江)が歌っており、歌詞に登場するのは「ピカ」と「ピカチュウ」という単語のみ。そのインパクトの強さとキュートな歌声で話題となった。そのほか平井大や清水翔太など、とくに女性からの人気が高いアーティストのラブソングが多くランクインした。
LINE MUSICの「プロフィールBGM」「カラオケ」では、比較的近年にリリースされ、SNSから爆発的に人気となった曲が多かった。一方「着うた®」のランキングでは流行りという点では同じだが、特徴的で可愛らしい曲や往年のラブソングがランクインする結果となった。音楽の流行りもその時代を象徴しており、それらを把握しておくだけでも、流行の理解につながるだろう。若い子との話題に困っているという人は、今回紹介したランキングの曲を一通り聞いてみるのもいいかもしれない。
出典元:LINE MUSIC 7年間の音楽まとめ【LINE MUSIC】
出典元:LINE MUSIC「サービス概要」は→こちら
※サムネイル画像は(Image:「LINE MUSIC」公式サイトより引用)