世界中で人気な音楽視聴サービスの一つである「Spotify」。1年の終わりには、その年を振り返る各種ランキングを発表しているが、この度2022年版が発表された。国内で最も再生された曲・アーティストは一体どれなのか、また、世界で最も聴かれている音楽は何か、さっそくみていこう。
国内で最も再生されたアーティストは、2年連続で「BTS」!
まずは「国内で最も再生されたアーティスト」ランキングを紹介する。1位は、2年連続で「BTS」。2022年6月10日にニューアルバムをリリースしていることも関係しているのではないだろうか。現在、BTSは6月14日からの活動休止を発表したため、寂しさを抱えているファンも多いことが予想される。
2位は「Official髭男dism」。楽曲が多くのドラマや映画の主題歌に使われており、耳にする機会も多いだろう。11月28日から放送されている、フジテレビ系木曜劇場「silent」の主題歌「Subtitle」は、切なさ伝わる歌声がドラマの雰囲気とマッチした楽曲となっているため、聞いてみることをオススメしたい。
3位は昨年に続いて人気があるアーティスト「YOASOBI」。4位は、映画「ONE PIECE FILM RED」の劇中歌や主題歌も担当した「Ado」がランクイン。5位には「優里」が入賞する結果となった。優里は、「国内で最も再生されたアルバム」ランキングで、ファーストアルバムである「壱」が1位を獲得している。多くのファンに支持されているアーティストであることがいえるだろう。
国内で最も再生された楽曲ランキングでは、Tani Yuuki「W / X / Y」が首位獲得
2022年最も再生されていた楽曲は、「Tani Yuuki」の「W / X / Y」であった。Billboard JAPANチャートにおける、ストリーミングの累計再生回数は、11月2日の時点で3億回を突破したという。2022年5月にはテレビ朝日系列の番組「ミュージックステーション」にも出演し、ファンを中心に話題となった。
2位はSaucy Dog「シンデレラボーイ」。10代を中心に、歌詞の内容に共感できる人が多数だという。3位は優里の「ペテルギウス」が入賞。さらに5位には「ドライフラワー」が入っているなど、その人気ぶりがうかがえる。国内を対象にしたランキングのほとんどで、5位以上のランキングを獲得した優里は、2022年を代表するアーティストとして紹介しても差し支えないのではないだろうか。
4位には「マカロニえんぴつ」の「なんでもないよ。」がランクイン。こちらの楽曲についても、billboard JAPANチャートの、11月におけるストリーミングの累計再生回数が3億回を突破しており、人気の楽曲であるといえるだろう。
2022年では、楽曲に人気がでるきっかけがTikTokであることが多い。たとえば、1位の「W / X / Y」を制作したTani Yuukiは、デビュー曲「Myra」がTikTokで反響があったことで、根強い人気を集めたと考えられる。1位から5位のアーティスト名や楽曲名をみてもピンとこなかった人は、参考のためにTikTokをインストールしてみてはいかがだろうか。
楽曲ランキングを見ると、その年のニュースや情勢を思い出すきっかけになることがあるだろう。今年1年を振り返るためにも、ぜひランキングの曲を聞いてみてはいかがだろうか。
出典元:Spotifyまとめ 2022は→こちら
※サムネイル画像(Image:「スポティファイジャパン」プレスリリースより引用)