YouTube動画をMP3音声に変換・保存し、音声のみをポッドキャスト感覚で楽しみたい方は多いのでは。そこで安全にYouTube動画をMP3音声に変換・保存できるサイトを紹介します。
なおYouTubeプレミアム会員であればYouTube動画のダウンロードが可能ですが、会員以外は不可。ただしクリエイティブコモンズライセンスの動画の保存や、個別に保存の許可を得た場合は保存そのものが禁止されているわけではありません。
そのため、あくまで今回紹介するサイトの利用は「自己責任」で行いましょう。
【一覧】YouTube動画をMP3音声に変換できる無料サイト
YouTube動画をMP3音声に変換できる無料サイトを表形式でまとめました。
なお結論としては今回紹介するサイトは、いずれも変換スピードが安定していて悪質な広告などもほぼありません。ただしdirpyは無料版で対応している「動画の長さ」に制限があるため、要注意。
サイト名 | 対応形式 | 変換スピード | 安全性 |
Online Video Converter | MP3、MP4、WAV | 早め | 悪質な広告はほぼ無し |
2conv.com | MP3、MP4、MP4HD、AVI、AVI HD | 早め | 悪質な広告なし |
flvto | MP3、MP4 | 早め | 悪質な広告なし |
dirpy(※無料版は20分の動画まで) | MP3、MP4a、flac、aac、wav、MP4、webm、mkv、flv、avi、mpg、vmw、wma | 早め | 悪質な広告なし |
offliberty | MP3、MP4 | 早め | 悪質な広告なし |
video-to-mp3-converter.com | MP3、MP4、AVI、AVI HD | 普通 | 悪質な広告ほぼなし |
Youtube to mp3 converter | MP3、MP4 | 早め | 悪質な広告ほぼなし |
「どのサイトを使うか迷う」場合、サイトの使いやすさや変換スピードなどを踏まえると、Online Video Converterかflvto、offlibertyなどが直感的に操作しやすく、満足度が高いでしょう。
各サイトの比較基準
前述の表の比較基準について、もう少し詳しくご説明します。
今回は7つのサイトを「対応形式」「変換スピード」「安全性」の3点で比較、評価しました。まず対応形式はダウンロードできる形式です。基本的には「MP3」に変換するケースが多いでしょうが、対応形式が多いに越したことはありません。
変換スピードはシンプルに「保存までの速さ」で、こちらも速いに越したことはありません。「安全性」は、サイト上に悪質な広告が多いか否か、「サイトが異様に重い」といったケースが無いかを一つひとつ検証しながらチェックしました。
なお、いずれもソフトをダウンロードする必要がなく、Web上で簡単に変換できる無料の動画変換サイトです。
Online Video Converter
「Online Video Converter」はMP3、MP4、WAV形式に対応しているツールです。
2conv.com
「2conv.com」はMP3、MP4、MP4HD、AVI、AVI HD形式に対応しているツールです。
flvto
「flvto」は動画ファイルの音声を保存できるMP3、MP4に対応しているツールです。
dirpy
「dirpy」はMP3、MP4a、flac、aac、wav、MP4、webm、mkv、flv、avi、mpg、vmw、wmaなど様々な形式に対応していますが、無料版は利用できる機能に限りがあります。
offliberty
「offliberty」はMP3、MP4に対応しています。「日本語版」もありますが「offliberty」とは関係がないため注意しましょう。
video-to-mp3-converter.com
「video-to-mp3-converter」はMP3、MP4、AVI、AVI HD形式に対応しています。これまで紹介したサイトと比較すると、ダウンロードスピードは比較的ゆっくりですが遅くはありません。
Youtube to mp3 converter
「Youtube to mp3 converter」はMP3、MP4形式に対応しています。
YouTube動画のMP3音声への変換についてよくある質問
YouTube動画のMP3音声への変換についてよくある質問を紹介します。
MP3を保存せず「音声のみ」で動画再生するには?
Google Chromeの拡張機能を使えば、MP3を保存せずに音声のみの動画再生が可能です。
chromeウェブストアから「Music Mode for Youtube」を拡張機能として追加すると、音声のみ再生できます。
YouTube動画の音声をMP3形式で保存する際の注意点は?
ダウンロードサイトには不正にクリックさせようとする広告が頻繁に出てきます。これをクリックすると、最悪の場合、ウイルス感染や個人情報流出を引き起こしてしまう可能性も。セキュリティ対策を行い、広告はクリックしないよう気をつけましょう。
また違法アップロードされた動画をダウンロードした場合、著作権法違反になるおそれがあります。違法アップロード動画はダウンロードしないように注意しましょう。加えて冒頭でも述べた通り、公式にはYouTube動画の保存は「YouTube プレミアム」会員向けの機能の1つとして提供されています。
よって投稿主に個別に許可を取ったうえでの音声保存や、クリエイティブコモンズライセンスで投稿されている動画を対象に保存するといったことを意識しましょう。
まとめ
今回比較した7つのサイトは、体感的にはどれもスムーズにダウンロードできました。悪質な広告も少なく比較的安心して利用できるサイトです。ちなみに広告が多いと感じる場合は、自動的に広告をブロックするBraveやVivaldiなどのブラウザを利用するのがおすすめです。
※サムネイル画像(Image:New Africa / Shutterstock.com)