あなたはYouTubeで30分以上の動画を見る際、何分経過した段階で見続けるかを判断するだろうか。高速インターネットサービスを提供する「BIGLOBE」は、生活者が動画視聴やWebサイト閲覧にかける具体的な時間を知るべく、全国の20代~60代の男女1000人を対象に「インターネット利用に関する意識調査」を実施した。その結果を詳しく見ていこう。
約8割が1分以内に動画を見続けるか判断する
「YouTubeで30分以上の新しい動画を見続けるかどうかを判断するまでの時間」について質問したところ、「開始後10秒以内」と回答した人が23.9%と最も多かった。次いで「開始後11秒~20秒」19.7%、「開始後21秒~30秒」17.4%、「開始後31秒~1分」16.5%と1分以内に動画を見続けるか判断する人が約8割の結果に。30分以上の長編動画は、冒頭の1分以内でいかに視聴者を惹きつけるかが肝心のようだ。
また、「1分以上5分以内」で動画の視聴を続けるか判断する人も15.5%と、1分以内に判断する人と合計すると、大半の人が5分以内に判断しているようだ。YouTubeには同じカテゴリでも何百本、何千本の動画がある。そのため、ほかの動画と差別化ができるような冒頭に工夫することが必要なのかもしれない。
約4割がWebサイト表示に5秒未満でストレスを感じている
「Webサイトの表示までにかかる時間で、ストレスを感じるのは何秒からか」という質問では、全体の4割弱が「5秒未満」と回答した。「5秒未満でストレスを感じる」と回答した人を年代別で見ると、20代~30代で約半数、40代以降も3~4割程度と、どの世代も数秒のラグにストレスを感じるようだ。文字にするとたった数秒と思えるが、サイトを見たい時に待たされる時間はたった数秒でも長く感じる。
ではWebサイトの表示がなかなかされなかった場合、ブラウザバックなどで諦めるまでの時間はどれくらいなのだろう。「Webサイトが表示されなかった際に我慢する時間」を問いかけたところ、全体の4割弱が「10秒未満」と答えた。年代別の結果を見ると、20代~30代では4割を超える人が「10秒未満」と回答しており、他の年代と比較すると高い割合に。
若い世代は、サイト表示に対してストレスを感じる時間と諦めるまでの時間が短いことが判明した。
出典元:【ビッグローブ株式会社】
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