自身のYouTubeアカウント(チャンネル)が突然停止されてしまったときの対処法

10~20代の視聴者を中心に、今やテレビにとって変わった感すらあるYouTube。子どものなりたい職業でも「YouTuber」が上位にランクインする時代だ。専業、副業に関わらず自分でYouTubeチャンネルを運営している人も少なくないだろう。今回は自身のYouTubeチャンネルが突然停止されてしまったときの対処法について紹介していく。

YouTubeへの異議申し立ては専用のフォームから簡単におこなえる

(Image:Alexey Boldin / Shutterstock.com)

 自身のYouTubeチャンネルが停止されてしまったら、まずは下記の専用フォームから異議申し立てをしてみよう。

 

●「Googleサービスにアクセスできない」専用フォームは→こちら

 

入力項目は下記の通り。

 

1:自分の氏名(必須)
2:YouTubeチャンネルのログインに使用するメールアドレス(必須)
3:Googleからの連絡に使用できるメールアドレス(任意)
4:停止されたYouTubeチャンネルのURL(必須)
5:チャンネルが誤って停止されたと思われる理由(必須)

 

 とても簡単である。この中で最も大事なのが、「チャンネルが誤って停止されたと思われる理由」だ。ここをしっかり理解していないと、いくら申請をしても無駄である。

広告やアカウントが停止になってしまう主な理由

 YouTubeでチャンネルが停止されてしまう理由は、一言で言えば「コミュニティガイドラインに反しているから」である。
 では、コミュニティガイドライン違反と判断されるのはどのようなコンテンツなのか?具体的には以下のようなコンテンツである。

 

・ヌードや性的なコンテンツ
・有害で危険なコンテンツ
・不快なコンテンツ
・暴力的で生々しいコンテンツ
・嫌がらせやネットいじめコンテンツ
・スパム、誤解を招くメタデータ、詐欺コンテンツ
・脅迫コンテンツ
・著作権侵害のコンテンツ
・プライバシー侵害のコンテンツ
・なりすましのコンテンツ
・子どもの安全を脅かすコンテンツ

 

 こうしてみると、極々当たり前の内容である。中でも「著作権」は最も引っかかりやすい項目だろう。
また、YouTubeは最近「YouTube全体の健全化」を図っており、炎上ネタに乗っかり誹謗中傷を繰り返す、いわゆる「物申すYouTuber」にも制裁の矛先が向かっていると言われている。
 もし、こうしたコンテンツに一切心当たりがないにもかかわらずチャンネルが停止されてしまったときはすみやかに異議申し立てをおこなおう。
ただ、明らかに上記コンテンツに該当している場合はチャンネルを復活させることはできないだろう。

YouTubeの運営はコミュニティガイドラインを死守しながらしていこう

 単なる嫌がらせによる一斉通報や、YouTube側のミスでチャンネル停止となってしまった場合は、専用フォームからすみやかに異議申し立てをおこなうようにしよう。
 ただ、それ以上に普段の運営からコミュニティガイドラインを死守することが大切だ。自身のYouTubeチャンネルを持っている方は、コミュニティガイドラインや著作権ポリシーを熟読し、しっかり理解しておくことをおすすめする。

文=ミヤモトマサシ/フリーライター

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