世界中のオモシロ動画を無料で好きなだけ視聴できるYouTube。ただ、残念なのは広告がうっとうしいこと。お目当ての動画を再生し始めた途端に動画広告が挿入され、バナーなどの広告も目ざわりだ。しかし、Chromeの拡張機能を利用すれば、邪魔な広告をシャットアウトして快適にYouTubeを楽しめる。
Chromeの拡張機能で広告をブロック
(Image:BigTunaOnline / Shutterstock.com)
Googleのブラウザー「Chrome」は、拡張機能を利用することで多彩な機能を追加できるのが特徴だ。「Chromeウェブストア」では多数の拡張機能が公開されており、ほとんどのものが無料で入手できる。YouTubeの広告をブロックするための拡張機能もいくつかの種類があるが、今回はその中から「Youtubeの広告ブロッカー」を紹介する。この拡張機能を有効にしておけば、わずらわしい動画広告やバナー広告などを強力にブロックしてくれる。よけいな機能のないシンプルな設計で、操作がわかりやすいのも長所だ。
インストールの完了後、アドレスバーの右側に追加される拡張機能のアイコンをクリック。設定画面に「Enabled」と表示されていることを確認しよう。もし「Disabled」となっていたら、クリックして「Enabled」に切り替える
ChromeでYouTubeの動画を視聴すると、広告が一切表示されなくなる。拡張機能のアイコンをクリックすると、今までにブロックした広告の数と、動画広告を見ずに済んだことで節約できた時間の長さがわかる
アノテーションも不要ならオフにしよう
広告とは似て非なるものに、「アノテーション」という機能がある。動画の上に重ねてテキストや画像で表示されるリンクのことで、作者によるチャンネル登録の依頼や、別の動画の紹介、動画に関する補足的な説明などに使われる。アノテーションの中には有用な情報もあるが、視聴者から見れば単なる宣伝でしかない場合も多い。邪魔だと思ったら、非表示にしてしまおう。
実は、アノテーションはYouTubeの標準機能でオフにすることができる。手順も簡単なので、ぜひ覚えておこう。
動画の再生画面の下にある「設定」アイコンをクリック。表示されるメニューで「アノテーション」をオフにする
YouTubeは広告収入を得ることによって無料でサービスを提供しているため、ある程度は広告が表示されるのも仕方ない。とはいえ、同じ広告がしつこく繰り返されたり、長い動画の途中で何回も広告が挿入されたりするのはウンザリという人が多いはずだ。そんなときは、ここで紹介した機能をうまく使って、ストレスなく動画を楽しめるようにしよう。