2019年11月から日本でもサービスを開始した「Apple TV+」。これは、アップルが制作するコンテンツが見放題になる定額制のサービス。しかし、気になるのはコンテンツの質や量といったサービス内容。ここでは、Apple TV+について解説していこう。
高品質な作品がラインナップされた定額制の動画配信サービス
（Image:Worawee Meepian / Shutterstock.com）
Apple TV+は、いわゆる「定額制動画配信サービス」。NetflixやPrime Videoと大きく異なるのは、配信される作品はすべてオリジナルコンテンツだということ。他社制作の既存コンテンツは一切含まれていないのが特徴だ。
コンテンツは、他の動画配信サービスと同様に、オンデマンド方式で再生が可能。ダウンロードしてオフラインでの視聴にも対応している。もちろん、広告は一切表示されないし、字幕の切り替えもNetflixやPrime Videoに比べて非常に使いやすく洗練されている。このあたりは流石アップルと言えるだろう。
用意されているコンテンツは、「ザ・モーニングショー」や「SEE ～暗闇の世界～」といった大人向けの作品から、「スヌーピー ～宇宙への道～」などファミリー向け作品などがある。他の動画配信サービスと比べてコンテンツ数は見劣りするが、新作コンテンツは毎月登場する予定となっているので期待して待つしかないだろう。
Apple TV+を無料で楽しむには
Apple TV+の料金は月額600円（年払いなら6000円）。ただし、7日間無料でお試しできるトライアル期間が用意されているので、気になるならまずはトライアルに申し込んで試すのがお勧めだ。なお、7日間以内に解約すれば料金は発生しない。
2019年9月11日以降に、Apple StoreまたはApple正規販売店で新しいアップル製品（iPhone/iPad/iPod touch/Apple TV/Mac）を購入したユーザーは、1年間無料で楽しめる特典が付いてくる。
iPhoneの場合、「Apple TV」アプリを起動する。通常の無料体験の場合は「無料体験する」をタップ。1年間の無料体験が付与されたユーザーは「1年間体験する」をタップする
あとは画面の指示にしたがってサブスクリプション契約を承認すれば、Apple TV+のコンテンツを楽しむことができる
Apple TV+を視聴するには
Apple TV+のコンテンツを視聴できるのは、最新バージョンのOSを搭載したiPhone/iPad/Mac/iPod touch/Apple TV/Apple TVアプリに対応したスマートテレビやストリーミングボックス。また、SafariやChrome、Firefoxなどのブラウザーでも「Apple TV+」のサイト（https://tv.apple.com/jp）にアクセスすれば視聴できる。
iPhoneやiPadで視聴に利用するのは「Apple TV」アプリ。このアプリは、従来の「ビデオ」アプリの後継に当たるもので、Apple TV+だけでなく、iTunes Storeで購入したコンテンツもこのアプリから視聴が可能だ。
「Apple TV」アプリでは、Apple TV+とiTunes Storeで購入したコンテンツが楽しめる。Apple TV+のコンテンツをチェックするときは、「Apple TV+」をタップしよう
Apple TV+のコンテンツが表示されるので、気になるコンテンツをタップして視聴しよう
まだコンテンツ数が少ないので「ちょっと微妙」と思う方もいるだろうが、クオリティの高さに言及する声は多いので、気になる作品があるならまずは無料で試してみるのがお勧め。お気に入りの作品があれば、そのままサービスを利用するといいだろう。