次世代エンターテインメントショーアプリ「Netelly」が正式にリリースされる。Netellyとは、オリジナルドラマや映画、コメディを中心にバリエーション豊富な作品が24時間無料で見放題の動画配信サービスだ。2月15日に本リリースされた同アプリは、オリジナル作品のほかにも、若手クリエイターが手掛けた作品も続々と登場予定。自慢の作品を応募できるクリエイター登録フォームもあり、若手クリエイターが活躍する場所にはぴったりのサービスとなるだろう。Netellyが市場に参入したことでますます人気が加速しそうな動画配信サービス。新進気鋭の若手クリエイターが市場で巻き起こす旋風への期待が高まっている。
Z世代に向けた動画配信サービス
（Image:ncode.syosetu.com） どこでも無料で気軽に視聴できる動画配信アプリ
Netelly株式会社が運営するオンライン動画配信アプリNetellyは現在、iOSのみ対応となっているが、今後はAndroidやタブレット、PCなど利用端末を増やしていく予定だ。場所を問わず、どこでも気軽に利用することができるような仕組みに工夫していくという。Netellyがほかの動画配信サービスと大きく異なるのは利用料が無料なところだ。「Amazonプライム・ビデオ」や「Netflix」、「Hulu」などの人気動画配信サービスの中には、月額1,000円を超えるプランもあり、節約したい若者には痛い出費となる。そんな中で無料配信を打ち出したNetellyは、1996年から2012年生まれの若年層を指す“Z世代”をターゲットに設定。デジタルネイティブにとっては、無料で視聴できる動画配信アプリほどうれしいものはない。
Z世代だけでなく、サラリーマンも通勤・休憩中といった隙間時間に手軽にさくさく利用できる有効なコンテンツと言える。YouTubeをはじめ、Tik TokやInstagramの動画クリップ作成機能「リール」など、デジタルコンテンツに親しみ深い若年層にとって、無料で楽しめる動画コンテンツは今後さらに人気が上昇していくだろう。
動画配信サービス市場が激化する中で、Netellyは勝ち残れるか
Netellyはさらに、クリエイター向けに作品の応募も行っている。Googleフォームからクリエイターとして登録をすることで、クリエイターの作品制作を後押し。自身が制作した作品を世界中に発信できるまたとない機会と言っていいだろう。近い将来、Netelly等のサービスでデビューを果たしたクリエイターが業界の第一線で活躍するという未来もあながち絵空事ではないのかもしれない。
最近では発信する媒体のアカウントを作成して動画制作や編集さえできれば、自らライブ配信などを行えて誰もがクリエイターになれる世の中だ。「夜に駆ける」でブレイクし2020年のNHK紅白歌合戦にも出場したYOASOBIをはじめ、YouTubeや各種SNSで人気を博しメジャーデビューを果たした例も少なくない。
こうしたクリエイターのルーツが多様化する現代だからこそ、Netellyのような本格的な動画配信の場からメジャーデビューするクリエイターも増えていくことになりそうだ。
参照元：【Netelly】
※サムネイル画像（Image:ncode.syosetu.com）
