約7,000万曲が楽しめる定額制音楽ストリーミング配信サービス「Apple Music」。Appleが手掛ける音楽配信サービスとあり、世界各国でたくさんの人に親しまれている。そんなApple Musicに、新機能「City Charts」が追加された。世界100以上の都市で最も再生された曲が集まり、各国のトレンド楽曲を知ることができる。コロナ禍で旅行を控える人が多くいる今、このApple Musicの新機能を使えばまるで海外へ旅行しているかのような気分を味わえそうだ。
世界100都市の音楽が1つのプレイリストに
「City Charts」は世界100以上の都市で流行となっている曲を集めたプレイリスト。国内外のあらゆるヒットチャートが1つのプレイリストに集約され、日替わりで楽曲が更新されていくようだ。同機能はリリース間近といわれているiOS14.5の正式版で実装される様子。世界各国、どの都市の楽曲が選ばれるのかは決まっていないそうだが、最新バージョンのリリースに期待を膨らませる人も多いのではないだろうか。
次期iOS14.5はほかにも、歌詞をSNSやメッセージアプリで共有することも可能になる。Instagram、Facebookのストーリーズにシェアすることで、友人との会話のきっかけに。最大150文字と制限はかかるが、音楽のコミュニティがさらに広がりそうなシェア機能となりそうだ。Siriで再生できるデフォルトの音楽アプリを、ユーザー自身が変更できる機能も追加される。より便利に、有意義な音楽鑑賞を楽しめそうだ。
歌詞をシェアできる音楽配信サービスは、競合他社の中で新しい試みとなる。SNSで歌詞の考察を共有することで、音楽を通したコミュニケーションの広がりを楽しめるのではないだろうか。
さらにiOSユーザーならぜひ活用してもらいたいのがミュージック認識機能である。iOS14.2から導入されたこの機能は、店内などで流れる曲の楽曲名を教えてくれるものだ。「Shazam」や「SoundHound」のような音楽検索アプリをダウンロードする必要がなく、iOS端末があればすぐに検索が可能。検索した楽曲をそのままApple Musicで聴くことができるためスムーズに音楽にアクセスできるのも便利である。
音楽配信サービスでさまざまな音楽へのアクセスが可能になった今、多種多様な海外の楽曲にふれて、優雅な音楽の旅に出かけてみてはいかがだろうか。
参照元:Apple Music、新たなプレイリスト「City Charts」を追加か【iPhone Mania】
※サムネイル画像(Image:Vasin Lee / Shutterstock.com)