YouTube総再生数ランキング1~3月、2位「東海オンエア」を引き離し圧勝した1位は?

おうち時間が増えたことによりこれまで以上に高まっているYouTube需要。YouTubeは、放送時間が決まっているテレビ番組と異なり、自分の好きな時間に好きな動画を選んで視聴できる点が若者から支持され、コロナ禍を機にエンタメの核となりつつある。今回は、4月22日に発表された「【2021年1~3月】YouTubeチャンネル総再生数ランキング」で1位に輝いた今最も勢いのある人気YouTuberに注目し、YouTube界の新たな動向を伝える。

総再生数「Junya.じゅんや」が一人勝ち

2位の東海オンエアを1億6000万回以上引き離し、Junya.じゅんやが1位に(BitStar調べ)

 YouTubeをはじめとするインフルエンサーマーケティング事業を展開する株式会社BitStarが、2021年1~3月の期間に活躍した動画クリエイターや動画チャンネルのランキングを発表した。「【2021年1~3月】YouTubeチャンネル総再生数ランキング」では、1位「Junya.じゅんや」(3億8,827万回)、2位「東海オンエア」(2億1,494万回)、3位「まいぜんシスターズ」(1億5,446万回)、4位「コムドット」(1億2,865万回)、5位「Fischer’s-フィッシャーズ-」(1億2,865万回)という結果に。人気YouTuberを抑え、見事1位に輝いたJunya.じゅんやとはいったい何者なのだろう。

 同ランキングで2位以下は2人組以上のグループだったのに対し、1人で活動しているYouTuberでありながら、驚異の再生回数を誇るJunya.じゅんや。これまでYouTube界で支持されてきた東海オンエアやフィッシャーズなどの人気グループは、メンバーたちの仲睦まじい様子や、和気あいあいとした掛け合いが好評だった。そんなYouTubeグループに対し、Junya.じゅんやの動画の特徴は屈託のない笑顔と体を張りハイテンションで企画をやり遂げるパワフルさ。1人でも東海オンエアやフィッシャーズに負けないコンテンツ力が人気だ。

(Image:XanderSt / Shutterstock.com)

TikTokの月間アクティブユーザー数は12億人を突破すると予想されている

 2020年1月に開設されたJunya.じゅんやのYouTubeチャンネル。この3カ月だけでも400本以の動画が公開され、チャンネル登録者数は約340万人も増加している。YouTubeで60秒以内の縦型短尺動画が投稿できる、TikTokに近いサービス「Shorts」を使った動画も充実。TikTokerとしても人気を博す彼だからこそできる強みを活かした、短くて分かりやすい動画内容も1位にランクインした理由だろう。

 若者を中心に人気の動画SNS・TikTokでも圧倒的な人気を誇るJunya.じゅんやは、TikTokで日本国内最多となるフォロワー数約2,900万人を誇る人気投稿者でもある(4月26日現在)。最近では、短い尺で気軽に再生できるTikTokをYouTubeの集客に使うYouTuberも増えている。Junya.じゅんやはその成功例ともいえるだろう。YouTubeとTikTokをうまく連携させ、日本一を誇る膨大なファンをYouTubeに流入させることで一躍人気YouTuberへと名乗りを上げた。着実にチャンネル登録者数を伸ばし、YouTube界でも確固たる地位を確立しつつある。
 こうしたJunya.じゅんやのように、今後はTikTokを使いこなすことが人気YouTuberの必須条件に入ってくるのかもしれない。これからもYouTube界の変化に注目していきたい。

参照元:2021年の動画トレンドがわかる!?「インフルエンサーパワーランキング 2021年1~3月 by BitStar」を発表!【株式会社BitStar】

※サムネイル画像(Image:NiP STUDIO / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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