“ネクスト・鬼滅の刃”の新たなライバルが台頭してきている。先日発表された「定額制動画配信視聴者数 週間ランキング2021年5月24日」で、「呪術廻戦」が2週連続の首位をキープした。その一方で2位には人気急上昇中の“ある作品”がランクインし、1位の呪術廻戦と首位交代を図る隙を窺っている様相を呈している。
今回は、呪術廻戦の人気に迫ろうかという注目作品についてお伝えしていきたい。
1位「呪術廻戦」を追う、人気急上昇の作品とは
GEM Partnersは5月24日、15日から21日にかけての「定額制動画配信タイトルの視聴者数ランキング」の調査結果を発表。全体ランキングでは、2020年に大流行した「鬼滅の刃」並みの人気作品となると目される呪術廻戦が1位に。2位は「東京リベンジャーズ」、3位には「名探偵コナン」が並んだ。男女別のランキングで見ても、呪術廻戦は男性2位、女性1位と性別問わず安定した人気を誇っている。
そんな中で今回注目したいのは、2位となった東京リベンジャーズだ。東京リベンジャーズは前週の3位からワンランクアップを果たした。ここ4週で見てみても、9位→5位→3位→2位と着実に伸びを見せている。今回発表された女性ランキングでも2位につけ、男性ランキングでは7位と少々振るわないが前週より順位を上げている。
東京リベンジャーズは、週刊少年マガジンで連載している「東京卍リベンジャーズ」を原作としたアニメ。タイムリープ能力を得た不良の主人公が、当時付き合っていた恋人を死から守るため中学時代に戻って人生のリベンジを図る、というSF要素を含んだヤンキー作品だ。4月にTVアニメがスタートして以降、原作漫画ともどもその人気が急上昇。アニメの評判も広まりランキングをジリジリと上げてきている。さらに7月には実写映画の公開も控えており、映画のスタートとともにさらに人気に火がつくことが予想されている。
しかしそんな東京リベンジャーズの前に立ちふさがるのが、2020年から人気を上げ続けている呪術廻戦となっている。その人気の過熱ぶりは、社会現象ともなった鬼滅の刃と比較されることも多い。さらに呪術廻戦も、2021年冬に劇場版アニメの公開を予定している。こちらも公開すればさらなる起爆剤となることは間違いない。
人気が加速し続ける東京リベンジャーズと、盤石の地位を築きつつある呪術廻戦の首位争いはこれからさらにヒートアップしていくだろう。ネット配信の視聴者数ランキングでの攻防も、今後しっかりと注目していきたい。
出典元:定額制動画配信視聴者数 週間ランキング2021年5月24日【GEMランキングクラブ】
※サムネイル画像(Image:jujutsukaisen.jp)