日本国内で幅広い世代から支持される音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」の、2021年5月の月間ランキングが発表された。若年層のトレンドも色濃く反映されてくるストリーミング音楽のランキングは、今回も世界的トレンドを飛ばし続けるグループから、いま人気急上昇中の要注目アーティストまで幅広い顔ぶれがランクインしていた。そのランキングを見ていこう。
1位にはBTS(防弾少年団)の新曲「Butter」がランクイン!
LINE MUSIC株式会社が発表した2021年5月の月間ランキングによると、1位には5月21日にリリースされたBTS(防弾少年団)の「Butter」がランクイン。MVのYouTube再生回数は6月7日時点で3.1億回を突破しており、さすが世界的人気を誇るBTS、驚異の伸びっぷりだ。
2位にランクインしたのはYOASOBIの新曲「もう少しだけ」。2019年に公開したデビュー曲「夜に駆ける」が若者の心を掴み大ヒットして以来、キャッチーなメロディと独特な世界観の歌詞で人気を集め続けるYOASOBI。今回の「もう少しだけ」は「めざましテレビ」(フジテレビ系)のテーマソングとなっており、彼らの勢いは増すばかりだ。
続いて3位は、Official髭男dismの新曲でアニメ「東京リベンジャーズ」の主題歌に起用されている「Cry Baby」がランクイン。MVのYouTube再生回数も6月7日時点で1,100万回再生を突破しており、転調を繰り返す精巧なメロディが好評を博している。
4位には、「うっせぇわ」で社会現象を巻き起こしたAdoの新曲「踊」がランクイン。続けて岡山出身のシンガーソングライター・藤井風の「きらり」、チャン・グンソクの「Emotion」がランクインした。
続く7位にランクインしたのが、WurtSの「分かってないよ」。トップ10の顔ぶれの中では聞きなれないバンド名だが、この「分かってないよ」という楽曲が、若者が集うTikTokでバズり中なのだという。男女間の気持ちのすれ違いを歌ったこの楽曲。TikTokでは、サビの「分かってないよ~」というというフレーズに合わせて、様々な動画がアップされている。YouTubeのコメント欄では、「メロディや声色がどこかORANGE RANGEを彷彿とさせる」という声も。若者が好きになる曲は、時代は変われど共通項があるのかもしれない。
8位には変態紳士クラブの「YOKAZE」、9位には優里の「ドライフラワー」、10位にはbuck numberの「怪盗」がランクインした。
LINE MUSICでは、5月の人気楽曲100曲を集めたプレイリストを公開中だ。このプレイリストを聴いておけば、とりあえず若者の流行を理解できるかも?
出典元:5月LINE MUSIC月間ランキングTOP10【LINE MUSIC】