【YouTube】「メンバーシップ機能」とは?メリットや開始の仕方、マネタイズ方法まで解説!

YouTubeとは、誰でも気軽に動画を投稿することができるツールになっている。そして、YouTubeにはメンバーシップ機能がある。しかし、YouTubeのメンバーシップ機能がよく分からないという人も多いだろう。そこで今回は、メンバーシップ機能について詳しく解説していく。

【YouTube】「メンバーシップ」機能とは?

(Image:Castleski / Shutterstock.com)

YouTubeとは、誰でも気軽に動画を投稿することができるツールになっている。そして、YouTubeにはメンバーシップ機能があり、料金を支払ってチャンネルを支援するものがある。そこでここでは、YouTubeのメンバーシップ機能について解説していく。

・特定のチャンネルに月額料金を支払うことでクリエイターを支援できる

YouTubeのメンバーシップ機能とは、特定のチャンネルに対して月額料金を支払うことで、チャンネルに動画を投稿しているクリエイターを支援するためのマネタイズ(収益化)機能のことだ。

このマネタイズ(収益化)できるメンバーシップ機能を利用して、ユーザーが特定のチャンネルに月額料金を支払うと、料金を支払ったユーザー限定の有料動画が視聴できるようになる。そのため、チャンネルに動画を投稿しているクリエイター側も、月額料金を支払ってくれるユーザー向けの有料動画を提供しなければいけない。

ユーザーが料金を支払ってメンバーシップ機能を利用するのは、限定の有料動画を視聴したいという理由もあるが、好きなチャンネルやクリエイターを支援したいというユーザーも多いのだ。

・メンバーシップ機能を利用できる条件は?

YouTubeに動画を投稿しているクリエイターにとっては、メンバーシップ機能はマネタイズ(収益化)できるというメリットがあるため、非常に魅力的な機能と言える。しかし、YouTubeのマネタイズ(収益化)できるメンバーシップ機能は誰でも利用できるわけではなく、条件を満たさないと開始できないのだ。メンバーシップ機能を開始する条件とは、以下の通りになっている。

・YouTubeのチャンネル登録者数が1,000人以上であること
・YouTubeのチャンネルがパートナープログラムに参加していること
・YouTubeのチャンネル所有者の居住地が利用可能な地域であること
・YouTubeのチャンネルにコミュニティタブがあること
・YouTubeのチャンネルが子ども向けに設定されていないこと
・YouTubeのチャンネルに投稿している動画の中にポリシーに違反している動画が相当数ないこと
・YouTubeの利用規約とポリシーに遵守していること

メリットも大きいがこれらの項目を満たしておかないと、メンバーシップ機能を開始してマネタイズ(収益化)することはできないのだ。

・月額料金は?

YouTubeのメンバーシップ機能の月額料金は、90円から6,000円までの間で設定できるようになっている。よって、チャンネルごとにメンバーシップ機能の月額料金は異なる。しかし、好きな料金に設定できると言っても、あまり安い料金に設定してしまうとマネタイズ(収益化)は難しくなってしまう。

逆に、料金をあまり高く設定するとメンバーは増えにくい。傾向としては、大体500円くらいで設定しているチャンネルが多く見られる。よって、メンバーシップ機能の月額料金は、500円くらいから開始するのがおすすめだ。

・YouTube Premium(プレミアム)との違いは?

YouTubeには、YouTube Premium(プレミアム)という有料サービスが存在する。では、YouTubeのメンバーシップ機能との違いは何だろうか。それは、YouTubeのメンバーシップ機能は、特定のチャンネルに対して料金を支払うことで、クリエイターを支援し有料の動画を視聴できるものだ。

それに対して、YouTube Premiumは、月額料金をYouTubeに支払うことで、動画のバックグラウンド再生や広告なしで動画を視聴できるYouTube全体のサービスになっているのだ。

【YouTube】「メンバーシップ」のメリット/デメリットは?

(Image:Sutipond Somnam / Shutterstock.com)

YouTubeのメンバーシップ機能とは、特定のチャンネルに対して月額料金を支払うことで、動画を投稿しているクリエイターを支援するためのマネタイズ(収益化)機能のことだ。そしてここでは、メンバーシップ機能のメリット/デメリットについて解説していく。

・メリット

YouTubeのメンバーシップ機能のメリットとは、メンバー限定の有料動画を視聴できることだ。好きなチャンネルに対して月額料金を支払うことで、限定の有料動画が視聴できるのは、魅力的なメリットと言える。通常なら視聴できない動画というところが最大のメリットなのだ。

また、メンバーになるとチャンネル内のコメントやチャットで、ユーザー名の横にメンバーシップに加入していることが分かる「バッジ」が表示される。バッジが表示されることで、クリエイター側に認識してもらうことができるというメリットがあるのだ。

・デメリット

YouTubeのメンバーシップ機能のデメリットとは、お金がかかってしまうということだ。いくらクリエイターを支援したいと思っても、経済的な理由から料金を支払うことが難しいユーザーもいる。そんなユーザーにとっては、デメリットしかない。

また、YouTubeのメンバーシップ機能は、チャンネルごとに料金を支払うため、複数支援したいチャンネルがある場合は支払う料金が高くなってしまうというデメリットがある。このことから、支援したいチャンネルが複数ある場合や、金銭的に余裕がないユーザーにとっては負担が大きいというデメリットがあるのだ。

【YouTube】「メンバーシップ」の開始方法

YouTubeのメンバーシップ機能について理解したところで、次は実際にメンバーシップ機能を開始していこう。ここでは、YouTubeのメンバーシップ機能の開始方法について解説していく。ただし、前述した通り条件を満たしておかなければ、メンバーシップは開始できないので注意するようにしよう。

YouTubeのメンバーシップ機能の開始方法は、まず自分のチャンネルの「YouTube Studio」にアクセスする。「YouTube Studio」にアクセスしたら、以下の手順に沿って開始していく。

1.「収益受け取り」を選択する
2.「絵文字」・「バッジ」を設定する
3.「メンバーシップ」の紹介動画を作成する
4.「料金」を設定する
5.「メンバーになる」ボタンをチャンネルに公開する

絵文字やバッジを設定すると、YouTube側での審査が行われる。そして、審査には24時間程度かかるため焦らずに待つようにしよう。無事審査が通れば、あとは手順に沿って設定することでメンバーシップを開始できる。また、メンバーシップの紹介動画は必須ではないが、あった方がメンバーシップの加入者が増えやすい。よって、メンバーシップを開始する際はなるべく作成するようにしよう。

【YouTube】「メンバーシップ」の解約方法

先ほどは、メンバーシップの開始方法について解説した。そして今度は、YouTubeのメンバーシップの解約方法について解説していく。解約方法は簡単なので、順番にやっていこう。メンバーシップを解約する方法は、まずパソコンで「YouTube」にアクセスして、画面右上にある「アイコン」をクリックする。

「購入とメンバーシップ」をクリックする

次に、「解約するチャンネル」を選択したら、「メンバーの管理」→「メンバーの選択」→「設定」をクリックする。最後に、「メンバーシップと特典を終了する」を選択すれば、解約できる。もしも、iPhone端末から解約する場合は、解約方法が異なる。iPhoneで解約する方法は、「設定アプリ」を開き「アカウント」をタップする。

次に、「サブスクリプション」を選択し、「解約するメンバーシップ」をタップする。解約するメンバーシップを選択したら、「サブスクリプションをキャンセルする」をタップする。そうすれば、メンバーシップを解約できる。解約できたかを確認したい場合は、YouTubeの「購入とメンバーシップ」から確認しよう。

【YouTube】「メンバーシップ」で稼ぐコツは?

YouTubeのメンバーシップで稼ぐためには、稼ぐためのコツを理解しておかなければならない。そこでここでは、メンバーシップで稼ぐコツについて解説していく。

【コツ①】価格設定を適正内におさめる

メンバーシップで稼ぐコツ①は、価格設定を適正内におさめることだ。価格は、90円から6,000円までの間で好きな価格に設定できるようになっている。しかし、あまり安い価格に設定してしまうとマネタイズ(収益化)は難しくなってしまう。逆に、料金をあまり高く設定しすぎるとメンバーは増えにくい。よって、適正価格の500円くらいにするのがおすすめだ。

【コツ②】複数の料金プランを用意する

メンバーシップで稼ぐコツ②は、複数の料金プランを用意することだ。メンバーシップでは、複数の料金プランを用意できるため、安いプラン・普通のプラン・高いプランの3つに分ける。そして、特典もそれぞれ3つに分ける。プランと特典を3つに分けることで、普通のプランを選ぶユーザー数を増やすことができるのだ。

【コツ③】加入に繋がる紹介動画を作成する

メンバーシップで稼ぐコツ③は、加入に繋がる紹介動画を作成することだ。メンバーシップを開始しただけでは、メンバー数は増えない。紹介動画を作成して、メンバーシップを開始したことをチャンネルで公開することで、それを視聴したユーザーに興味を持ってもらえる。そうすることで、動画を視聴したユーザーがメンバーシップに加入してくれる率も上がるのだ。

【コツ④】満足してもらえる質の高い動画を作成する

メンバーシップで稼ぐコツ④は、満足してもらえる質の高い動画を作成することだ。メンバーシップは無料ではなく、有料の機能だ。そのため、無料で公開していた動画と同じ質の動画ではユーザーは満足してくれない。お金を払ってまで見たいと思わせることが何より重要なことなのだ。よって、質の高い動画を意識的に作成することを心がけよう。

【YouTube】「メンバーシップ」以外にあるマネタイズ方法は?

YouTubeのメンバーシップ機能とは、特定のチャンネルに対して月額料金を支払うことで、チャンネルに動画を投稿しているクリエイターを支援するためのマネタイズ(収益化)機能のことだ。しかし、メンバーシップ以外にマネタイズ(収益化)方法はあるのだろうか。そこでここでは、メンバーシップ以外のマネタイズ(収益化)方法について解説していく。

【マネタイズ①】動画内に広告を掲載する

メンバーシップ以外のマネタイズ(収益化)方法①は、動画内に広告を掲載することだ。動画内に広告を掲載すると、それに応じて広告収入が得られるようになっている。広告収入が得られるのは、チャンネル登録者数1,000人以上・動画の総再生時間(直近12ヶ月間)4,000時間をクリアしているクリエイターになる。

【マネタイズ②】商品やサービスを紹介する

メンバーシップ以外のマネタイズ(収益化)方法②は、商品やサービスを紹介することだ。YouTubeから商品などを購入できるホームページにユーザーを誘導し、購入してもらうというものだ。ホームページに誘導する方法は、チャンネルの概要欄にリンクを貼ったり、動画内で紹介したりする方法がある。

【マネタイズ③】スーパーチャット(スパチャ)を利用する

メンバーシップ以外のマネタイズ(収益化)方法③は、スパチャを利用することだ。スパチャとは、ユーザーがクリエイターに対して「投げ銭」できる機能のことである。そして、メンバーシップ機能と同様に、クリエイターを支援できるものだ。

スパチャで送れる金額は、100円から50,000円までの間で好きな金額を設定できる。送れる金額には上限があり、1日あたり50,000円までとなっている。そして、ユーザーがスパチャで送った金額から、手数料を引いた金額が収益として受け取ることができるのだ。

ただし、スパチャを利用するには条件がある。それは、ライブ配信を有効に設定していること・スパチャを有効に設定していること・Google AdSenseの承認を受けていることの3つになる。

※サムネイル画像(Image:Castleski / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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