芸能人の参入や新世代YouTuberの台頭、ヒカキンやはじめしゃちょーがチャンネル登録者数1,000万人を突破するなど、ますます盛り上がりを見せるYouTube業界。そんな中、動画SNSデータ分析ツール「kamui tracker」を運営する株式会社エビリーが「2021年の新人YouTuberランキングトップ10」を発表した。続々と人気YouTuberが誕生する中で、2021年最も視聴回数を獲得したチャンネルは果たして……。
芸能人から新人YouTuberまで個性的なチャンネルがランクイン
同ランキングは、独自に集計したkamui tracker上のデータをもとに、2021年1月1日以降に開設されたYouTubeチャンネルの中で、今年最も多く視聴回数を獲得したチャンネルをランキングにまとめたもの。
トップ10は、10位「ナたんとウたん」(1億950万回)、9位「バンカラジオ 切り抜き」(1億1,243万回)、8位「ひろゆき氏の切り抜き」(1億1,433万回)、7位「King & Prince」(1億2,739万回)、6位「サイコパス梅垣」(1億4,583万回)、5位「伊吹とよへ【オールユーキャンイート】」(1億8,093万回)、4位「深田えいみ / Eimi Fukada」(1億8,657万回)という並びに。でさっそく2021年新人YouTuber視聴回数ランキングトップ3を見ていこう。
3位には、2億2,101万回を記録した「ひろゆき思想【切り抜き】」がランクイン。2ちゃんねるの創設者・ひろゆきのYouTubeチャンネル「ひろゆき, hiroyuki」(チャンネル登録者数136万人、2021年12月24日時点以下同)で行われる雑談生放送をもとに、論破シーンを切り取った動画を発信している。チャンネル登録者数 は5万人と少なめだが、要点を分かりやすく切り取った短い動画をつい見てしまうという人も多いようだ。
2021年最も視聴回数を稼いだ断トツの1位は?
2位には、2億7,010万回を獲得した「ジャにのちゃんねる」(同290万人)が食い込んだ。嵐の二宮和也を筆頭に、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨が出演するYouTubeチャンネル。テレビ番組とは異なる素顔やグループの異なるメンバーの仲睦まじい様子が見られるとあって、ジャニーズファンの間で話題に。嵐が活動休止となり、二宮さんの活躍の場が減るのではと心配されていたが、YouTubeではのびのびと活動する二宮さんが好評を得ている。
そして1位には、5億4,770万回を誇る「ひろゆきの部屋【ひろゆき, hiroyuki】切り抜き」(同53.3万人)が選ばれた。3位同様ひろゆきの雑談生放送を編集した動画を発信。2位以下とかなりの差を離して断トツの再生数で、切り抜き動画の需要が伺える結果となった。ひろゆき自身も切り抜き動画を公認しており、切り抜きチャンネルで獲得した広告料の一部が自分にも分配されるように設定しているという。
切り抜かれる側にも、切り抜き動画を発信する側にもメリットがある切り抜きチャンネル。切り抜き動画が今後YouTube界の主流となるか、2022年もYouTubeから目が離せない。
出典元:kamuitrackerは→こちら
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