近年は小学生のなりたい職業ランキング1位にも選ばれるなど、社会全体で人気が高まっているYouTuber。テレビ離れやおうち時間の増加により、これまで以上に若者の間でYouTubeの視聴時間が増加した2021年。そんな1年で最も再生回数を稼いだのはいったい誰なのだろうか。今回は、動画SNSデータ分析ツール「kamui tracker」が発表したデータをもとに、「2021年の総合YouTuber視聴回数ランキング」について紹介する。
人気のグループ系YouTuberが3位にランクイン
同ランキングは、2021年1月1日から12月8日までの間に最も再生回数を稼いだYouTubeチャンネルをランキング形式でまとめたもの。10位から4位までは次の通りだ。
10位「あいみょん」(11億9,113万回)、9位「HikakinTV」(12億1,572万回)、8位「Toy Kids★トイキッズ」(13億1,858万回)、7位「コムドット」(13億4,081万回)、6位「HIMAWARIちゃんねる」(13億9,313万回)、5位「Boram Tube Play」(14億5,996万回)、4位「東海オンエア」(19億5,876万回)という結果に。
コムドットや東海オンエアといったグループ系YouTuber、トイキッズやHIMAWARIちゃんねるなどの子どもが出演するチャンネル、9月にチャンネル登録者数1,000万人を達成したHikakinTVといった幅広いジャンルが並んでいる。ではさっそく気になるトップ3を見ていこう。
3位にはランクインしたのは、20億1,708万回を記録した「Fischer’s-フィッシャーズ」(チャンネル登録者数703万人、2021年12月24日時点以下同)。中学の同級生7人組で構成され、グループ系ではトップクラスの人気を誇るYouTuberだ。楽曲をリリースしたり、アスレチック施設「六甲山アスレチックパークグリーニア」を監修したりと、多彩なジャンルで活躍。また、最近ではフィッシャーズの年末人気企画「100分間おにごっこ」を新世代YouTuberと行うと発表し、注目を集めている。
そして2位には、フィッシャーズと僅差で20億4,469万回を獲得した「まいぜんシスターズ」(同221万人)が選ばれた。「いつになっても、みんなでゲームを楽しむ心を忘れない」をモットーに、ぜんいちとマイッキーがゲーム実況を楽しく配信。「TesTee Lab」が実施したYouTubeに関する調査によると、10代男性の53.5%が「好きな動画のジャンル」にゲーム実況を選んでおり、なかでも人気のまいぜんシスターズが支持される結果となった。
そして見事1位に輝いたのは、47億6,573万回再生を記録した「Junya.じゅんや」(同1,200万人)。もともとTikTokerとして活躍していたじゅんやがYouTubeチャンネルを開設したのは2020年9月のこと。YouTubeに突如現れた新星として瞬く間にトップYouTuberへと上り詰め、もはや日本には敵なしといっても過言ではない再生回数を記録した。言語が通じなくても笑える顔芸やリアクションは海外にもファンが多く、1分以内のShort動画が再生回数を稼いでいる。
以上、2021年に最も再生回数を稼いだYouTuberを紹介した。年末年始の隙間時間に気になったチャンネルをのぞいてみてはいかがだろうか。
出典元:kamui trackerは→こちら
※サムネイル画像(Image:Proxima Studio / Shutterstock.com)