「ラーメン二郎」三田本店が総帥含め色々と豪快すぎた話

すべてラーメン二郎の源流である、ラーメン二郎三田本店。そこには通称・総帥と呼ばれる創業者の山田氏が今の厨房に立ち(基本朝の約1時間のみらしい)、今も二郎を振る舞っている。一人のジロリアンとして、聖地巡礼は生きていく上での責務。そう思い訪問した三田本店で、筆者は人生について考えてしまうことになった。

「これぞ本店」ともいうべき豪快さ。人生を楽しもう

ラーメン二郎三田本店はなんと朝8:30から開店している。この日は朝二郎をキメるため、平日9時くらいに到着。すでに何人か並んでいたが、そこまで並ばずに着席できた。

 

味は普通に美味しかった。オーソドックスな二郎、である。ただ、筆者はラーメンよりも三田本店だけに流れる独特の雰囲気に驚いて(感動?)しまった。主なポイントは以下の通り。

 

(1)テーブル傾いている
座ってすぐ気づいたのはテーブルの傾き。丼を置くとスープが偏る。場合によっては溢れる。傾きが激しいテーブルとそうでないテーブルがある。歴戦の勇者感がすごかった。

 

(2)総帥めっちゃ喋る。ていうか楽しそう(日によってかなり差はある)
普通、あまりお客と喋るラーメン屋の店主はいない。いたとしても数分で会話は終わるだろう。それが総帥は筆者が入店してからずっとお客さんと喋っており、めちゃくちゃ楽しそうだった。「こんな風に人生楽しみながら歳をとりたい」と思った。と思えば、日によってはまったく喋らないこともあり、「機嫌悪いのかな?」とか勝手に心配してしまう。

 

(3)直でスープぎりする
筆者の丼が運ばれる直前、具を盛りすぎてスープが丼から溢れ出ていた。総帥はおもむろに丼を持ってそのまま床にスープをダイブ。いや、豪快すぎるやろ。思わず笑ってしまった。

 

(4)ギンギンに指入ってる
あと丼にめっちゃ指入ってた。でも、よく考えたら盛り付けは手でするわけだし、筆者が気にしすぎているだけかもしれない。というか、総帥を見ていたらそんなことどうでもいい気がしてくるので不思議なもんだ。

 

ちなみにラーメンの写真は以下の通り。

「ラーメン二郎」三田本店が総帥含め色々と豪快すぎた話
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【結論】ジロリアンなら一度は聖地巡礼に行ってみるべし

「なんか、総帥の人生楽しそうだなぁ」

 

率直にそう思った。気がつけば、盛り付けがどう、清潔感がどう、ラーメンの味がどう、とかそういう考えは吹き飛ばされていた。何か、人生においてもっとも大切なことを教えてもらった気がする。

 

筆者ももう少し、人生を自分なりに楽しんでいこうと思う。

文=ミヤモトマサシ/フード・フリーライター

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