楽天Edyに楽天カードからチャージする方法がわからない! NFC非対応スマホはどうすればいい?

「楽天Edy(エディ)」はプリペイド式の電子マネー。楽天カード(クレカ)、楽天ポイントカード、おサイフケータイ対応スマホなど、さまざまな形態で利用できるのが便利である。楽天Edyを使うには最初にチャージする必要があるが、チャージ方法が多すぎて逆に分かりにくい面も……。とくに、楽天カードからチャージするとき、おサイフケータイ非対応スマホの場合は、非常に面倒くさいのだ。そこで今回は、複雑な楽天Edyのチャージ方法について解説しよう。

楽天Edyって何? どうやってチャージすればいい?

「楽天Edy」は楽天が提供するプリペイド型電子マネー。2020年6月時点で2,000万人以上が利用するクレカ「楽天カード」はもちろん、楽天ポイントカード、おサイフケータイなどさまざまな形態で利用できる。楽天Edyは対応店舗の買い物するとき、読み取り端末にカード(スマホ)をかざすだけで決済できるので非常に便利だが、クレカと違い、基本的にチャージした分しか利用できないので、買いすぎの抑制にも効果がある。
 もちろん、楽天Edyを利用するには、最初にお金をチャージしておく必要がある。チャージ方法は、現金、クレカ、楽天Edyアプリ、楽天ポイント、コンビニ端末、銀行口座など、さまざまな方法でチャージ可能。とくに、店頭での現金チャージやおサイフケータイ(NFC)対応スマホになら、自宅で簡単にチャージできるので何も問題はない。ところが、おサイフケータイ非対応スマホでクレカからチャージしようと思うと、結構面倒くさいことになるのである。

(Image:edy.rakuten.co.jp)

楽天Edyはさまざまな形式で利用できるのが便利だが、楽天Edyの形態とそれに対応するチャージ方法を表で見ると、複雑すぎて逆に分かりにくくなっている

(Image:edy.rakuten.co.jp)

さまざまなチャージ方法を利用できる楽天Edyだが、現金チャージとおサイフケータイ対応スマホ(アプリ)ならさほど困らないだろう。だが、今回は「Edy機能付楽天カード」で「クレカチャージ」をすることに。これが意外と面倒くさかった!

 実は、筆者の奥さんは楽天Edyでマイナポイントを申し込んだため、今後は本格的に楽天Edyを使うことになった。もちろん楽天カードは所有しているので、クレカから楽天Edyにチャージしようとしたのだが、おサイフケータイ非対応スマホだったため、少々面倒くさいことになった。そこで、今回は“おサイフケータイ非対応スマホでクレカから楽天Edyにチャージする方法”を紹介したいと思う。
 まず、スマホのブラウザで「楽天e-NAVI」サイトを開き、設定から「Edyチャージサービス」を選ぶ。次に「Edyチャージ」を選択したら、チャージ金額を指定してクレカのセキュリティコードを入力して申し込む。おサイフケータイ対応スマホなら、こんな感じで簡単に自宅でチャージできるのだが、おサイフケータイ非対応スマホの場合は、ファミマの「Famiポート」を利用する必要があるのだ。うーん、これはマイナポイントのときと同じで結構面倒くさい!

まず、スマホのブラウザで「楽天e-NAVI」サイトを開き、画面左上のメニューをタップ(左写真)。次に「Edyチャージサービス」を選択する(右写真)

Edyチャージサービスには「オートチャージ」「いつでもEdyチャージ」「ポイントチャージ」なども選択できるが、今回は都度チャージの「Edyチャージ」を選択(左写真)。申込画面が表示されたら下にスクロールしよう(右写真)

クレカ番号が正しいか確認して、チャージ金額を1,000円以上2万5,000円の間で入力。ご本人様確認ではクレカの裏面のセキュリティコードを入力したら、「確認画面へ」をタップしよう(左写真)。確認画面を確認したら「申し込む」をタップすればOK!(右写真)。スマホでできるのはここまでだ。

 スマホで楽天カードから楽天Edyへのチャージ申し込みが完了したら、面倒だが今度は近所のファミリーマートに出向くことになる。ファミリーマートに設置された「Famiポート」端末を見つけたら、最初に「(2)金融サービス/国際送金」をタッチし、「(1)楽天Edy」を選択しよう。次に「Edyを受け取る」を選択し、楽天カード(クレカ)をICカード読み取り部分にタッチして読み込ませる。すると、先ほどスマホで申し込んだ「(選択)楽天カードEdyチャージ 1,000円」が表示されるのだ。あとはこれを選択して、最後にもう一度楽天カードをICカード読み取り部分にタッチすればいい。
 筆者の奥さんは「とても1回で全部覚えられない!」と言うので、来月チャージするときに、もう一度筆者と一緒にやることになった。トホホ……。

スマホでチャージ申し込みをしたら、近所のファミリーマートに出向き「Famiポート」を利用する。最初に画面をタッチすれば操作できるようになる

画面右上の「(2)金融サービス/国際送金」をタッチ(上写真)。次に「(1)楽天Edy」を選択しよう(下写真)

楽天Edyサービスメニューでは、画面左の「Edyを受け取る」を選択する(上写真)。次に楽天カードをICカード読み取り部分にタッチして読み込ませるが、画面が切り変わるまでタッチしたままにしないとエラーとなる(下写真)

すると、スマホで申し込んだ「(選択)楽天カードEdyチャージ 1,000円」が表示されるので、これを選択しよう(上写真)。内容を確認したら画面左下の「OK」をタッチする(下写真)

再度、楽天カードをICカード読み取り部分にタッチ(上写真)。「ご利用ありがとうこざいました」と表示されれば、楽天カードから楽天Edyへのチャージは終了だ(下写真)

 楽天はマイナポイントの申し込みでもそうだったが、おサイフケータイ対応スマホがあることが大前提になっているように見受けられる。楽天のマイナポイント申込については『【マイナポイント】楽天カード・楽天ペイはスマホのみの激ムズ仕様で申し込めず!!を参考にしてほしいが、ガラケーも含めおサイフケータイ非対応スマホユーザーは相当数いるはず。もう少し古いスマホ所有者にも優しいシステムにしてほしいと思うのは筆者だけであろうか?

●楽天Edy(公式)は→こちら

文=藤原博文/フリーライター

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