10月30日朝10時から楽天トラベルにおいて「もっとTokyo(東京)」クーポンが配布されることになった。朝からパソコンの前に座って、10時ちょうどに1万円分のクーポンをゲットして安心していた筆者だったが、数分後にはそのクーポンが消えていたのだ!! これはいったいどういうことなのか? どうして筆者のクーポンは消えてしまったのか? 今回は筆者がやらかした楽天トラベルの”消えたクーポン”について解説しよう。
即完売続出の「もっとTokyo」って本当にお得なの?
東京都民なら都内の高級ホテルにタダ同然で宿泊できると話題の「もっとTokyo」+「Go Toトラベル」。10月23日から販売が開始されたが、即完売続出でほとんどの人がまだ予約できていない状況だろう。「もっとTokyo」については→こちらで確認してほしいが、1人1泊9,000円以上の宿なら「もっとTokyo」適用で1人1泊5,000円が助成されるほか、35%オフ+地域クーポン15%付きの「Go Toトラベル」も併用できる。
たとえば、税込1泊1人1万円のホテルを2名(2万円)で利用する場合、「もっとTokyo」で1万円オフ、「Go Toトラベル-35%オフ」で7,000円オフとなるほか「Go Toトラベル15%地域共通クーポン」が3,000円もらえるため、実質0円で宿泊できる計算になる。
そんな中、楽天トラベルが10月30日朝10時に「もっとTokyo」クーポンを配布することになった。楽天では独自クーポンとの併用も可能なので「5と0のつく日5%OFFクーポン」を利用すれば1,000円オフとなるため、実質1,000円得するのだ。これは何としても「もっとTokyo」クーポンをゲットしなければ!!
たった2分でクーポン配布終了! ゲットしたはずのクーポンが見当たらない、、、
筆者は朝からパソコンの前に待機して、楽天トラベルのクーポンをゲットしようと待ち構えていた。今回の楽天トラベルが用意したクーポンは、利用人数、利用料金、他クーポンとの併用などの違いで6種類用意されていたが、筆者のターゲットは1,600枚配布される「2名以上・1万8,000円以上利用で1万円オフ・併用可」である。そして10時直前にWebサイトをリロードすると、目的のクーポンは難なくゲットすることができた。2分後には筆者がゲットしたクーポンは配布終了となっていたので、まさに瞬殺である。
無事クーポンを入手できて安心した筆者は「あとはゆっくりホテルを予約すればいい」と余裕をかましていた。ところが、いざ目的のホテルを予約するとき「もっとTokyo」のクーポンを使おうと思って驚愕することになる。「あれっ? クーポンがない!!」。やっと入手したはずのクーポンがどこにも見当たらないのだ。確かにクーポンをゲットしたはずなのに、これはいったいどういうことのなのか!?
■楽天トラベル「もっとTokyo」クーポンの種類
・3名以上・2万7,000円以上利用で1万5,000円オフ・併用可(267枚)
・2名以上・1万8,000円以上利用で1万円オフ・併用可(1,600枚)
・1名以上・9,000円以上利用で5,000円オフ・併用可(4,000枚)
・3名以上・1万8,000円以上利用で1万5,000円オフ・併用不可(67枚)
・2名以上・1万2,000円以上利用で1万円オフ・併用不可(400枚)
・1名以上・6,000円以上利用で5,000円オフ・併用不可(1,000枚)
どうして取得したはずのクーポンが消えてしまったのか?
筆者はその後、Twitterなどを検索してクーポンが消えた理由をようやく理解することができた。実は今回筆者が入手したクーポンの配布枚数「1,600枚」とは、実際に“ホテル予約で使用された枚数”のことだったのである。つまり、クーポン配布直後の2分間で、1,600人が入手したクーポンでホテル予約を終えていたのだ。クーポンを入手して余裕をかましていた俺のバカバカ!! ボーッとしている間にライバルは入手したクーポンをしっかり使い切っていたとは……。おそらく楽天トラベルを頻繁に使っている人からすれば、そんなことは常識だったに違いない。いくら悔やんでも後の祭りである。
だが、いつまでも落ち込んでいても仕方ない。「もっとTokyo」はこれで終わりではないのだ。実は2020年11月2日には「じゃらん」がクーポンを配布、11月6日には「dトラベル」がクーポンの配布予定を発表するのである。「今度こそ失敗しないぞ!」と心に誓った筆者なのであった。
●楽天トラベル(公式)は→こちら