昭和、平成生まれにも響く機能

Dispoでスマートフォンが普及する前の時代にタイムスリップ気分を味わう
Dispoは、巷で話題を呼ぶClubhouseと同様に“招待制”を採用している。アプリに対する招待可能人数は20人。Clubhouseよりは多く招待枠を設けているという。
Z世代はもちろん昭和後期や平成生まれにとっても、知らないはずの懐かしい“エモい”気分に浸ることができるアプリとなりそうだ。インスタグラムのように写真映えを意識せず、気の置けない仲間と気軽にノスタルジックな写真を共有できる無二のSNSと言える。「自分をよく見せようと振る舞う」「見映えを気にする」といった、ともすれば“SNS疲れ”にもつながるストレスを感じることなく楽しめるのは、音声のみでコミュニケーションするClubhouseと同様の魅力を持っていると言えるのかもしれない。
こうした肩の力を抜いたコミュニケーション方法が、今後も発展していくのではないだろうか。写ルンですを使ったことのない若い世代にこそ響きそうなDispo。2月半ばにベータ版が登場した際には、あっという間にベータ版上限人数の1万人に到達してしまったほどの人気ぶりだった。現在はiOS版のみの対応となっているが、今後Androidスマホに対応したアプリの開発を望む声も出てくることは間違いなさそうだ。Dispoを通して幅広い世代が“エモい”写真を撮ることで、ジェネレーションギャップを楽しむひとつのきっかけにもなるのではないだろうか。
参照元:撮ったら「翌朝」までお楽しみ–招待制の使い捨てカメラ風SNS「Dispo」を使ってみた【CNET Japan】
※サムネイル画像(Image:Mr.Mikla / Shutterstock.com)