【徹底比較】ファイル転送サービス、GigaFile便、FileMail、firestorage、sDropを解説!

ビジネス上の資料をメールで送るときに気を付けたいのがファイル容量だ。プロバイダごとに添付できる容量は異なるが、一般的には3MBまでと言われているので、それ以上の大容量データを送りたいときは「ファイル転送サービス」を使うことになる。そこで今回は、ビジネスでも安心して使えるファイル転送サービスを4つピックアップして徹底比較してみたぞ!

そもそも「ファイル転送サービス」って何?

 アナタはメールに添付するデータ容量を気にしたことがあるだろうか? たとえば、Wordで作成した文書やExcelで作った見積もりのデータ容量はせいぜい数十KBと軽いので、メールに添付しても問題ない。だが、画像やイラストなどを多用したPowerPointやPDFになると、データ容量は数十MBになる場合もある。プロバイダによっては3MB以上のデータを添付することができないこともあるので、一般的に3MBを超える大容量データは「ファイル転送サービス」を利用することになる。でも、いったいどんな「ファイル転送サービス」を利用すればいいのだろうか? そこで今回は、ビジネスでも使える4つの無料ファイル転送サービスを比較してみたいと思う。

ファイル転送サービスはWebブラウザ上での操作となる。ファイルをウインドウにドラッグ&ドロップしてアップロード。このとき生成されたURLリンクをメールで送れば、相手はデータをダウンロードできる

【GigaFile(ギガファイル)便】大容量データを送るならこれ!

 ファイル転送サービスを代表するのが「GigaFile(ギガファイル)便」だ。「GigaFile便」は、何といっても1回のアップロードで200GBという大容量ファイルを送れるのが最大の特徴。もちろん、会員登録は不要で誰でもすぐに利用できる。使い方は簡単でファイルのアップロードはドラッグ&ドロップするだけでいい。最大60日間も保存できるほか、複数をファイルを読み込ませてひとつに統合できる「まとめ」機能も搭載しているので使いやすい。しかも、ダウンロードに必要なパスワードも任意で設定できるので、セキュリティを強化することも可能となっている。
 なお、GigaFile便のパソコンでの詳しい使い方については→こちらを、iPhoneでの使い方については→こちらを参考にしてほしい。

「GigaFile便」のサイトを開いたら、下にスクロールすると操作画面が表示される。ファイルを画面にドラッグ&ドロップすればOK。また、メールアドレスを登録するとダウンロード通知機能をオンにできる

会員登録不要で即利用可能。しかも一度に200GBまでアップロードできるのはかなり便利。しかもパスワードを設定できるので、セキュリティ面でも安全だ。なお、新たにダウンロード通知機能も追加している

【FileMail(ファイルメール)】Webメール感覚で使えて簡単!

 2008年に運営をスタートしたノルウェー産の「FileMail(ファイルメール)」。最大の特徴は、Webメール感覚で5GBの大容量ファイルを送れるところ。サイトにアクセスしたら、送信者と受信者のメールアドレスを入力し、件名と本文を作成。送りたいファイルをドラッグ&ドロップし実行ボタンを押すと、登録したアドレスにメッセージとダウンロードリンクが届く仕組みになっている。通常のメール感覚で送れるのはいいが、無料版ではパスワードの設定ができないので、ビジネスで使うのはやや厳しいかも……。もし、「FileMail」を本格的に使いたいなら有料会員になることを検討したほうがよいだろう。なお、サービス自体が海外のもののため表記はすべて英語だ。使用するときはブラウザの翻訳機能で日本語化できる。

「FileMail」のサイトを開いたら、自分や相手のメルアドを入力し、送りたいファイルをドラッグ&ドロップする(上写真)。ファイルが読み込まれたら「送信」を選択すればOKだ(下写真)

次に「転送オプション」画面が開く。ダウンロード通知は無料版でも使用が可能なので、任意でチェックを入れ「送信」をクリックする(上写真)。「FileMail」からメールが届いたら「Download Files」をクリックするとダウンロード画面に移動できる(下写真)

「FileMail」は広告表示がないためサイトの動作も快適だ。1回にアップできる容量を増やしたり、ダウンロードにパスワード保護をかけるといった機能は有料版で可能となる

【firestorage(ファイヤーストレージ)】セキュリティ対策もバッチリ!

「firestorage(ファイヤーストレージ)」は、日本のロジックファクトリーが2008年から提供しているサービス。1回のアップロードは2GBまでの制限があるが、通常の利用なら十分な容量であろう。もちろん会員登録不要で利用でき、サイトの動作も快適で安定している。また、ファイルのダンロードにパスワードをかけられたり、ダウンロードリンクの短縮版も自動生成してくれるのがありがたい。しかも、データのアップデートと同時にウイルススキャンを自動的に行ってくれるので、ダウンロードリンクを受け取った相手も安心してファイルをダウンロードできるだろう。

「firestorage」は「ファイルをここでアップロード」にチェックを入れ保存期間をプルダウンで選択。あとはファイルをドラッグ&ドロップするだけでOK(上写真)。データのアップロードが完了すると画面下にダウンロードリンクと短縮版が表示される(下写真)

広告表示が少なくサクサク動作する「firestorage」。容量は2GBだが、パスワードがかけられるほか、データの保管期間のパターンが細かく用意されているところも魅力的

【sDrop(エスドロップ)】サクッと送れる手軽さがおすすめ!

「sDrop(エスドロップ)」はデータ容量が300MBと少ないが、会員登録さえすれば1GBまでアップされるほか、自動生成されるパスワードもかけられるようになっている。会員登録は、IDやパスワードを設定する必要はなく、メルアドを登録するだけだ。また、「sDrop」は非常に使い勝手がよく、ファイルのアップロード後に「送信メール作成」ボタンを押すと、メーラーが起動してダウンロードURLリンクとパスワードが入力されたメッセージを自動で作成してくれる。 たった3ステップで作業を終えられるので初心者におすすめしたい。
 なお、データの保管はアップロードから72時間で、ダウンロードは5回までとなっているが、ビジネス上の重要文書を扱うなら、むしろこちらのほうが安心できるだろう。

「sDrop」のセキュリティ機能強化のため会員登録を行おう。画面右上の「設定画面」をクリックし(上写真)、メルアドを入力したら「利用規約に同意」にチェックを入れて「登録」を押す(下写真)。会員登録メールが届いたらURLをクリックしてログインしよう

「sDrop」の使い方は簡単! ファイルをドラッグ&ドロップして(上写真)、「利用規約に同意してファイルを送る」をクリックする(下写真)

ファイルがアップロードされたら「送信メール作成」を押す(上写真)。すると、メーラーが起動し、ダウンロードリンクとパスワードが記載されたメールが自動で開くようになっている(下写真)

容量は300MBだが、会員登録することで容量は1GBまでアップされパスワードも設定可能となる。また、保存期間が72時間でダウンロード回数が5回というのは、セキュリティ面を考えるとむしろ安心かも!

総合評価は200GBも送れる「GigaFile便」が1位!

 いかがだろうか? 今回の総合評価では1回200GBも送れてパスワード設定も可能な「Gigafile便」がトップに。2位にはセキュリティ面や使いやすさが評価された「fireStorage」が入った。容量2GBは「Gigafile便」に比べると見劣りするが、通常の利用では十分だろう。3位の「sDrop」は、初心者でもすぐに使えるのが特徴。会員登録すれば容量も1GBまでアップされパスワード設定も可能になる。4位の「FileMail」はWebメールに5GBまでのファイルが添付できるといった印象で、使いやすいが無料ではパスワードがかけられないことがマイナス評価となった。本格的に使うなら有料会員になろう。
 いずれにせよビジネス上で使うときは、やはりセキュリティ面で不安がないサービスを選ぶべきだろう。ちなみに、会社によっては独自のファイル転送サービスを導入している場合や、外部サービスの利用を禁止していることもあるので、ビジネス上で使う場合は、必ず事前に上司に確認しておこう。

データ容量では「GigaFile便」が圧倒的! 操作性・セキュリティ面では「Firestorage」がおすすめ。初心者向けには感覚的に利用できる「sDrop」がよいだろう。「FileMail」はWebブラウザ的な使い方がメインで有料版でないとパスワードが設定できないことで評価を下げた

●GigaFile便(公式)は→こちら
●FileMail(公式)は→こちら
●firestorage(公式)は→こちら
●sDrop(公式)は→こちら

文=すずきあきら/編集・ライター

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