財布を持たずスマホだけで決済できる便利な「モバイルSuica」。でも、深夜のコンビニで使うときは注意してほしい。実はモバイルSuicaは深夜2時〜4時の間は残高チャージができないのをご存じだろうか? そのため、スマホしか持っていないときに残高不足になると、チャージできずレジでオロオロしてしまうことになるぞ!
モバイルSuicaを深夜に使うときは要注意!
日本でもようやく、PayPayや楽天ペイといったQRコード決済サービスが普及してきたが、それらに負けない人気を誇るのが「モバイルSuica」である。とくに首都圏では通勤定期として使えるため非常に普及率が高く、残高をチャージしておけば、そのままコンビニなどの支払いでも使えるため、もっとも手軽なキャッシュレス決済手段となっている。モバイルSuicaはiPhone(7以降)やおサイフケータイ対応Androidスマホなどで利用できるので、財布(現金)を持たずにコンビニに行っても、スマホだけで支払いができるのは非常に便利。だが、それが意外な落とし穴になることもあるのだ……。
たとえば、深夜2時〜4時の間にスマホだけ持ってコンビニで買い物をするとき、もし残高不足になっても、登録したクレカでモバイルSuicaにチャージすることはできないのである。当然、財布がないので現金やクレカといった他の決済手段もないため、レジでオロオロする羽目になるのだ。
そもそも、モバイルSuicaのチャージはクレカや現金による入金が可能。現金の場合はリアルカードのSuica同様、コンビニやセブン銀行ATM、駅構内のモバイルSuica対応チャージ機(通常の券売機や駅の窓口は不可)から入金できる。ただし、モバイルSuicaのチャージ上限は2万円まで。1回にチャージできるのは500円単位で1万円までとなっている。モバイルSuicaのチャージについてはこちらで確認してほしいが、イザというときに残高不足にならないようにチャージしておきたい。
なお、JR東日本の公式クレカ「ビュー・カード」で定期券を購入したりチャージするとJRE POINTが3倍(1,000円で15pt)付与されてとってもお得。どうせモバイルSuicaにチャージするなら、お得なクレカも用意しておきたい。
いかがだろうか?「今時、現金なんてありえない。スマホだけでOKでしょ!」なんて深夜のコンビニで恥ずかしい思いをしないように、モバイルSuicaの残高には注意しよう。また、万一に備えてPayPayや楽天ペイといったQRコードが利用できるようにしておけば、このような事態に陥っても慌てずに済むだろう。