ドコモ「ahamo」有償サポート1回3,300円を受けてまで利用する価値はあるのか?

ケータイ補償の提供やahamoより安いプランも!?

 2021年4月16日に行われた総務省の「競争ルールの検証に関するWG」の第16回会合では、ほかにも注目したい内容がある。まず、ドコモでは非回線契約者に対して、夏頃をめどに「ケータイ補償」を提供する予定であること。次に、ドコモでは「ギガライト」などのフルサポートプランを「プレミア」プランに、月20GBまでの格安プラン「ahamo」は「高コスパ」プランに位置づけ、今後、少容量で超低廉な料金の「エコノミー」プランを用意するとしていることだ。
 すでにドコモのグループ会社には「OCN モバイル ONE」という格安SIMがあり、1GBで月額770円、3GBで月額990円、6GBで月額1,320円、10GBで月額1,760円というプランを提供している。この「エコノミー」プランが「OCN モバイル ONE」のことを指すのか、ドコモでも同じような10GB以下の低価格プランを設定するのかは定かではないが、もし、月20GBまではいらないという人は、新プランの発表を待ったほうがいいかもしれない。

(Image:docomo.ne.jp)

ドコモでは、夏頃をめどに非回線契約者向けにケータイ補償サービスを提供する予定だ

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ドコモでは今後、少容量で超低廉な料金の「エコノミー」プランを発表するとしている。月20GBもいらない人には注目のプランだろう

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ドコモグループの「OCN モバイル ONE」では、すでに1GBで月額770円、3GBで月額990円、6GBで月額1,320円、10GBで月額1,760円という低価格プランを提供している

 いかがだろうか? 「ahamo」の月20GB+1回5分かけ放題込で月額2,970円という価格だけに注目して慌てて乗り換えても、必ずしもお得ではないことがお分かりいただけただろうか? しかも、今後ドコモからは低容量のエコノミープランも準備されているのだ。もし、ネットに慣れていないアナログな人は、ドコモショップでのフルサポートが必要かどうか、月額料金の安さだけで判断しないほうが賢明だろう。

●ahamo(公式)は→こちら
●OCN モバイル 0NE「音声対応SIM」(公式)は→こちら

(※2021/4/19 記事の一部を更新いたしました)

文=すずきあきら/編集・ライター

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