Amazon(アマゾン)を装った詐欺メール多発! 被害に遭わないようにする方法はある?!

「FNNプライムオンライン」のニュースによると、最近Amazon(アマゾン)を装った詐欺メールが増えており、うかつに個人情報を入力することで大変な被害が出ているという。果たしてAmazonそっくりな詐欺メールとはどんなものなのか? もし、詐欺メールに騙されるとどんな被害が出るのだろうか? そこで今回は、Amazonそっくりな詐欺メールに騙されないようにする方法を紹介したいと思う。

Amazonを騙るメールで本物そっくりな偽サイトに誘導!

 いつでもネットで手軽に買い物ができる便利な「Amazon(アマゾン)」。最近はコロナ禍の影響で巣ごもりする人が多く、Amazonで買い物したり、Primeビデオを視聴する人が急増中だが、それに呼応するように、日本でもAmazonを装った詐欺メール事件が多発しているらしい。
「FNNプライムオンライン」のニュースによれば、ある日突然Amazonから「重要なお知らせ」と書かれてたメールが届く。メールには「Amazon」とあるが、メールアドレスを確認してみるとデタラメなアルファベットが使われており、何も疑わずにメールにあるURLをクリックすると、本物そっくりの偽Amazonサイトに誘導される。そして、名前やクレカ情報などをごっそり抜かれてしまうという。
 これはいわゆる「フィッシング詐欺」という手法で、Amazonだけでなく楽天や大手銀行などの有名企業を騙る場合もあるし、スマホのSMSに同様のメッセージが届く場合もある。実は、オトナライフでも過去にAmazonからの詐欺メール事件をいくつか紹介している。実際の手口については→こちらあるいは→こちらを参考にしてもらいたい。

こちらは編集部に送られてきたAmazonの詐欺メール。画面下のリンクURLをクリックすると偽サイトに誘導されてしまう!

(Image:amazon.co.jp)

こちらも編集部で調査した本物そっくりのAmazonの偽ログインサイト。アナタはこれが偽物だとすぐに気づくだろうか?

(Image:amazon.co.jp)

氏名、住所、生年月日などの個人情報のほか、クレジットカード番号を入力する画面に誘導される。ここで本当のクレカ番号やセキュリテイコードなどを入力すると、とんでもない被害に遭うことに!

 フィッシング詐欺はパソコンだけでなくスマホのSMSにも届く。たとえば、フィッシング詐欺でiPhoneの「Apple ID」を乗っ取られると実際にどうなるのか? これについては→こちらを参考にしてほしいが、とにかく、金銭的な被害だけでなくすべてのプライベート情報を覗かれてしまううえに、iPhoneをまったく利用できなくなり、大変な事態に陥ってしまうのだ。
 それでは、こうした偽メールが届いた場合は、どのように対処すればいいのだろうか?「FNNプライムオンライン」のニュースでは「差出人が“Amazon”とあっても、よく見てみるとアドレスが“amazon.co.jp”ではない」という。また、メールの文面の日本語が怪しい場合も多いので、まずはAmazonからのメールは基本的に詐欺ではないかと疑ってかかったほうがよい。
 ちなみに、本物のAmazonからのメールかどうか確認するには、Amazonにログインして「アカウントサービス」メニューから「メッセージセンター」を選択し、「受信トレイ」に該当するメールがないか確認してみよう。ここに表示されていないメールは100%詐欺メールである。

(Image:amazon.co.jp)

Amazonから不審なメールが来たら、Amazon公式サイトの「アカウント&リスト」→「アカウントサービス」のメニューから「メッセージセンター」を選択しよう

参考元:「アマゾンそっくり詐欺メール 情報入力させカード不正利用」【FNNプライムオンライン】

●Amazon(公式)は→こちら

文=佐野陽高/編集・ライター

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