「SNSを信用しすぎてはいけない」という教訓か

SNSを「利用している」つもりで、いつの間にか「利用されている」なんてことも?
Twitter、Instagram、Facebook、TikTok、いずれのサービスもアカウントを所持していないという人は少ないだろう。今やSNSは私たちにとって重要な情報網である。しかし、今回これらのSNSが「評判の悪い企業」として認定されたことを受けて、私たちは各サービスとの付き合い方を今一度考えなければいけないのかもしれない。
たとえば、SNSを通して入手した情報を、確証もないままに同意・拡散してしまうことは、SNSとの“悪い付き合い方”だ。自分は「SNSを利用している」と認識していても、実は「SNSに利用されている」というケースであり、本人は利用されていることに気付けていない。のめり込めばのめり込むほど、この傾向は強くなるだろう。
また、SNS上の評価に依存してしまうのも好ましい付き合い方ではない。投稿への「いいね!」と、その人の存在価値は切り離して考える必要がある。なんにせよ、何かに依存するとロクなことがないのは確か。今回のランキング結果を受けて「SNSを運営している会社は良い企業ではない」という事実を客観的に見ることで、SNSとの距離感を見直したいところだ。
参照元:アメリカでいま最も「評判の悪い企業」ワースト10。最下位はもちろん…(2021年版)【Business Insider Japan】
※サムネイル画像(Image:Ascannio / Shutterstock.com)