ついに?ようやく?「Internet Explorer(IE)」消滅! Windows 11で消えたソフトとは

アメリカのマイクロソフトは現地時間の6月24日、Windows 11を正式発表した。新機能がかなり追加されているが、以前からの発表通り、「Internet Explorer(IE)」をはじめ、様々なアプリや機能が排除・縮小されている。「何かを得るには何かを失わなければならない」とはよく聞くけれど、上記機能のヘビーユーザーは慣れるまで少し時間がかかるかもしれない。ここでは消滅機能について紹介する。

IEが消え去り、ブラウザはMicrosoft Edgeに一本化。ライブタイルも終了

(Image:monticello / Shutterstock.com)

Windows95から標準搭載されていたIE。当時はNetscapeがシェア1位を占めていたが、徐々にIEが台頭し、ブラウザ王者となった

 まずは消滅するものから。多くの人に親しみのあるものの筆頭はInternet Explorerだろう。一時期は“Webブラウザ”といえばIEのことを指すくらいメジャーなブラウザだったが、セキュリティ関連などの様々な問題が後を絶たず、問題視されていた。そのため、多くのユーザーがグーグルの「Chrome」やアップルの「Safari」などに流れ、マイクロソフト自身も新たなブラウザ「Microsoft Edge」をリリースし、そちらへ誘導しようとしていた。Windows11でようやくIEが消滅することとなったが、IEベースのWebサイトなどにアクセスしたい場合は、Microsoft Edgeの「IEモード」を利用すればOKだ。ちなみに、Windows10でも2022年6月15日にIE 11のサポートが終了予定となっている。

 さらに、スタートメニューを開いた際にブロック状にアイコンが並ぶ「ライブタイル」も消滅。Windows8から続く機能だったが、Windows11では「ウィジェット」にその役目が引き継がれる。名前付きグループやアプリのフォルダのピン留め、レイアウトのサイズ変更はできなくなるため、慣れるまで時間がかかるかもしれない。なお、「ニュースと関心事項」もタスクバーから削除され、ウィジェットに役目が渡される。

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