ターゲットは楽天モバイル潰しと格安SIMの全滅か? LINEMO「ミニプラン」投入の破壊力とは

LINEMOのミニプランは格安SIMや楽天モバイル潰しか?

 月3GBで月額990円という思い切った小容量プランを投入したLINEMOだが、これで窮地に立たされたのが小容量プランに活路を見出してきた格安SIM(MVNO)であろう。詳しくは→こちらの記事を参照してもらいたが、格安SIMの月3GBプランはHISモバイルが月額790円、nuroモバイルが月額792円、OCN モバイル ONEが月額990円であり、LINEMOのミニプランとさほど変わらない料金だ。しかも、IIJmioは月4GBで月額1,078円、mineoは月1GBで1,298円なので、もはや格安SIMのほうが割高なプランになってしまったのだ。このままでは格安SIMの優位性は失われ、全滅してしまうかもしれない……。

 また、第4のキャリアとして登場した楽天モバイルは、月1GBまでは0円、月3GBで月額1,078円、月20GBで月額2,178円、20GB超は無制限で月額3,278円という段階制プランになっているが、月3GBではLINEMOのミニプランのほうが安くなる。つまり、LINEMOのミニプランは、格安SIMと楽天モバイルをターゲットにしたキラープランでもあったのだ。

こちらが主な格安SIMの料金プラン。月3GBではHISモバイルとnuroモバイルがLINEMOのミニプランより安いが、価格差はわずかだ。これでは格安SIMの優位性は失われてしまうだろう

(Image:network.mobile.rakuten.co.jp)

楽天モバイルも月3GBは月額1,078円なので、LINEMOのミニプランのほうが安い。もちろん、月1GB以下は無料で、「Rakuten LINK」アプリでのかけ放題無料は魅力的だが……

今後、ドコモやauも小容量プランを投入する可能性大!

 LINEMOのミニプラン投入で、再びスマホの料金プラン争いが大きく動き出しそうだが、実は、この後ドコモでも「Economy(小容量)」プランが準備されているのをご存じだろうか? 詳しくは→こちらで確認してほしいが、今回、LINEMOがミニプランを投入したことで、ドコモの動きが加速する可能性は高いと思われる。そうなれば、auの「povo」も同様のプランを投入せざるを得ない。つまり、今後は大手キャリアでも月3GBで月額990円が標準プランになる時代が到来するのだ。このままでは、格安SIMや楽天モバイルはますます厳しい戦いを強いられることになるだろう。

(Image:nttdocomo.co.jp)

2021年5月12日発表のドコモ「2020年度 決算について」の資料によると、今後、ドコモでも小容量「Economy」プランの投入が計画されていることが分かる

●LINEMO「選べる2つの料金プラン」(公式)は→こちら
●楽天モバイル(公式)は→こちら

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