スマホ(iPhone・Android)を毎年買い替えしなくてもよい5つの理由とは?

アナタはスマートフォン(以下スマホ)を何年ごとに買い替えているだろうか? 以前は2年縛り(長期継続契約)があったので、2年で買い替える人が多かったが、2年縛りのない現在では、毎年買い替えたほうがお得だと主張する人も増えてきた。しかし、ここ10年でスマホに革新的な機能が追加されることはなく、1~2年前に発売されたスマホであれば日常使いで困ることはないだろう。そこで今回は、スマホを毎年新型に買い換えしなくても問題ない理由を5つ紹介する。

2年縛りがなくなってスマホは自由に買い替え可能に!

(Image:Framesira / Shutterstock.com)

 以前、スマートフォン(以下スマホ)は大手キャリアと契約をするときに一緒に購入することが多かった。2年の長期継続解約をすることでスマホの購入代金サポートが得られ、格安で購入できたからだ。これがいわゆる“2年縛り”である。しかし、現在では2年縛りは禁止されており、スマホとSIMは別々に購入することが可能となっている。そのため、“スマホは毎年新型に買い替えたほうがお得だ”と主張する人も増えているのだ。確かに、毎年買い替えれば常に最新のスマホを使えるしスマホの下取り価格を考慮すれば、2~3年目で買い替えたときと比べ、さほど損しないのかもしれない。

 しかし、ここ10年で登場したスマホの革新的技術といえば、せいぜい2つ折りスマホくらいで、まったく流行らなかった。あとはカメラの画質が良くなったりバッテリー容量が増えたくらいであろう。つまり、1~2年前に発売されたスマホであれば日常使いで困ることは何もないのである。そこで今回は、スマホを毎年新型に買い換えしなくても問題ない理由を5つ紹介しよう。

以前、スマホはキャリアの2年縛りで購入することで安く買えるのが当たり前だった。2015年頃は一括0円+2万円キャッシュバックといった異常なキャンペーンが社会問題化したことも……

【理由1】もはや革新的な機能はなくスマホは完成されている

 2007年に初代iPhoneが登場して以来、スマホの技術革新は凄まじく、毎年、ディスプレイサイズや解像度、カメラの画質アップ、通信速度の向上などが行われてきた。しかし、ここ10年でその進化も鈍化し、せいぜい2つ折りスマホが登場した程度。それもまったく普及することはなかった。つまり、スマホはすでに完成されており、日常使いで実感できるような新機能はほとんどない状況である。

 しかも、ここ数年は中華製Androidスマホの品質が飛躍的に向上しており、“安かろう悪かろう”の時代はとっくに終わっている。今では1万円程度の入門機から3~4万円程度の中級機まで幅広く選べる状況だ。これはiPhoneも同様で、10万円を超える最新機だけでなく、第二世代iPhone SE/11/XRなどの旧機種も同時にラインナップされている。

 唯一、高速データ回線の「5G」に対応しているかどうかは気になるところだが、5Gはまだ始まったばかり。日本全国で当たり前に使えるようになるまでにはまだ数年の猶予があるだろう。

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2007年に初代iPhoneが発売されて以来、スマホは進化し続けてきた。ここ数年では2つ折りスマホが登場したくらいで、あまり革新的な機能が追加されることはなく、すでに完成されていると言える

【理由2】OSのアップデートは何年も提供されている

 スマホの買い替えを考えるうえで、OSのアップデートが終了されるタイミングがひとつの目安となる。OSのバグやセキュリティ対策が更新されなくなったスマホを使い続けるのは、大きなリスクを伴うことになるからだ。

 Androidスマホの場合はメーカー側の対応次第でOSのアップデート状況は異なる。たとえば、Google純正のPixelシリーズは3年、サムスンは4年、ソニーのXperiaは2~3年となっているので、ここが買い替えの目安となる。これに対し、iPhoneのアップデート提供はほとんどの場合では5~6年となっている。たとえば、2015年発売のiPhone 6sはiOS 9だったが、最新のiOS 15にも対応することが決まっており、なんと、2022年まで7年間も現役機種として使えるのだ。

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2015年発売のiPhone 6sは、最新のiOS 15もサポートするため、なんと発売から7年間も現役スマホとして使えるのだ!

【理由3】スマホのバッテリーは最低2年間は使える

 スマホを買い替えるタイミングの大きな要因としては、バッテリーの劣化もある。10年前のスマホはバッテリーの性能が低く容量も少なかったため、1~2年でバッテリーがダメになってしまう機種もあった。しかし、バッテリーの性能は向上しており容量も現在では3,000~4,000mAh、なかには6,000mAhを超えるモデルも登場している。

 そもそも、スマホのバッテリーは経年劣化で徐々に充電できる最大容量が減ってしまうが、現在では1年でダメになることはない。ほとんどのバッテリーは少なくとも2年間は問題なく利用できるのだ。たとえば、iPhoneでは2年間平均的に使った場合は、バッテリー容量の80%を維持するように設計されている。

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スマホ用バッテリーの容量は年々増えているうえに性能も良くなっている。iPhoneなら2年後でも最大容量の80%程度は維持できるように設計されている

【理由4】 10万円超えの高額スマホは元が取れない……

 iPhoneの新型はエントリーモデルの12 mini(64GBモデル)でも約8万円、最上位機種12 Pro Maxの128GBモデルは約13万円、512GBモデルになると16万円以上する。これに対し、Androidスマホの多くはSDカードを格安で追加できるので、ストレージ容量でここまでの価格差がつくことはない。この点で、iPhoneの大容量モデルは非常に割高であると言える。

 また、iPhoneの下位モデル12 mini(64GB)と12 Pro Max(512GB)との間には8万円もの価格差があるが、日常使いでそれだけの価格差を感じられる場面は少ないはずだ。しかも、中古買取価格も2021年8月時点で、12 mini(64GBモデル)が4~5万円なのに対し、12 Pro Maxの512GBモデルは8~10万円程度と値落ち幅が非常に大きくなる。つまり、10万円を超えるような高額なスマホを購入してしまうと、1年ではなかなか元が取れないのである。

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10万円を超えるような高額スマホを購入して1年で買い替えてしまうと、下取り価格を考慮しても元が取りにくい(写真はiPhone 12 Pro Max)

【理由5】新型との性能差を体感できる人はほとんどいない

 スマホメーカーは毎年新機種を発表して、性能アップをアピールしているが、ここ数年で、スマホの基本性能はさほど重要ではないレベルに達している。たとえば、スマホのサクサク感に影響があるメモリ容量が1GBと2GBではハッキリと体感できる差があったが、4GBか6GBはかさほど体感できないだろう。また、カメラ性能も4,000万画素を超えてくると、どの機種でも見た目で分かるほどの画質差は感じられない。さらに、ディスプレイも6インチクラスのスマホなら入門機でも2,300×1,080程度はあるので、極端に画質が悪くて見にくいということはない。

 つまり、現在では日常使いで1~2年前の機種と新型との性能差を体感する場面はほとんどないと言っていい状況なのだ。

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1~2年前のスマホと最新スマホの性能差は少ない。日常使いで新型との性能差を体感する場面はほとんどない

 いかがだろうか? スマホメーカーの広告を見ると、つい新型スマホに買い替えたくなると思うが、現在のスマホは完成されているので、1~2年でスマホの性能差が体感できるほと進化することはない。したがって、毎年スマホを買い替える必要はないのである。

 もちろん、2~3年前に買った入門機を最新の中級機に買い替えれば、日常使いでも性能差をハッキリと感じられると思うが、10万円を超えるような高額スマホを買うと、なかなか元が取れないので注意したい。

 とはいえ、スマホを壊れるまで何年も使い続けるのもあまり感心しない。スマホが壊れてしまうと電話やLINEができなくなくなるし、新機種へのデータの引継ぎに困る場合もあるからだ。また、2~3年落ちのスマホならそこそこの値段で買い取ってもらうことができるので、バッテリーがヘタってきたなと感じたところで買い替えるのが正解だろう。最近はスマホの乗り換えも簡単にできるようになっている。スマホの乗り換え方法については→こちらを参考にしてほしい。

参考元:「スマホを毎年買い替える必要がない5つの理由」【iPhone Mania】

※サムネイル画像(Image:Roman Zakirov / Shutterstock.com)

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