Windows 11がゲーム性能に影響を及ぼしている

PCゲームのなかには、PCにかなりのスペックを求めるものもあり、影響を受けやすいのか
実は、PCゲームのパフォーマンスが低下するのは、Windows 11をインストールしたRyzen搭載PCによるものだけではないという。アメリカのゲーム情報を発信するメディアのPC GAMERによると、Windows 11で仮想化ベースのセキュリティであるVBSという機能を有効にするとゲーム性能の低下が確認されたという。
テストでは「Shadow of the Tomb Raider」で28%のフレームレートの低下(カクつき)が確認されたことを筆頭に、「Horizon Zero Dawn」で25%、「Metro Exodus」24%、「3DMark Time Spy」10%、「Far Cry New Dawn」5%と続いている。PCゲームはコンマ1秒を争うようなゲームも少なくない。パフォーマンスの低下によってわずかなラグが発生したことで勝敗が左右されてしまうのであれば、ゲーム好きにとっては一大事と言っても過言ではないだろう。
リリースされたばかりということで、いくつかのバグが発生するのは仕方ないと思っている人は多そうだ。それよりも、Microsoftがこれらの問題をどれだけ素早く対処できるか。その手腕によってWindows 11の評価も上がりも下がりもすることになりそうだ。
参照元:Windows 11のアプデに待った。Ryzen搭載PCで性能が低下する可能性【価格.comマガジン】
※サムネイル画像(Image:A9 STUDIO / Shutterstock.com)