【Amazon】配送業者「Amazon」とは – 連絡先・再配達依頼・配送業者の指定方法

Amazonには通常の大手配送業者以外に「Amazon」という配送業者が存在します。配送業者Amazonは通常の配送業者とは少し違った特徴があります。本記事では配送業者Amazonの詳細と配送業者の指定方法について解説します。

配送業者「Amazon」には2通り存在する

配送業者Amazonには下記2種類のものがあります。

・デリバリープロバイダ
・Amazon Flex

デリバリープロバイダ

「デリバリープロバイダ(ADP)」は、Amazonと提携している中小規模の配送業者のことで、TMGやロジネットジャパンなどが該当します。ヤマト運輸や佐川急便など大手配送業者の代替手段として、配送コストを抑えるために利用されるようになりました。通常の配送方法とは異なりますが「配送事業者」である点は同じです。

Amazon Flex

「Amazon Flex」は、Amazonと契約した個人事業主が商品を配送するサービスです。配送コストを抑えるために2019年4月ごろに日本でも導入されました。デリバリープロバイダと大きく異なるのは、企業ではなく個人が配送を担当するという点です。ただし貨物軽自動車運送事業の届出や各種保険への加入が必須であるため、安全性・信頼性は高いといえます。

Amazon Flex

月収39万~44万円という報酬額やフレキシブルな勤務体制から、魅力的な働き方として注目を集めています(画像は「Amazon Flex」公式サイトより引用)

配送業者「Amazon」の特徴

Amazonで購入した商品がデリバリープロバイダやAmazon Flexで配送される場合、通常の配送方法とは下記3つの点で異なります。

・置き配を指定できる
・ドライバーに直接連絡できない
・コンビニ受け取りができない

あらかじめ指定した場所に商品を置いてもらえる「置き配」は、不在時に再配達を依頼する必要がないので便利です。ただしドライバーに連絡して配送時間の相談をしたり、最寄りのコンビニで受け取ったりすることはできません。

配送業者Amazonの追跡ステータス

配送業者がAmazonでも通常の配送方法と同じように「追跡ステータス」を確認できます。配送業者Amazonの追跡ステータスは下記のとおりです。

追跡ステータス 詳細
商品を発送しました。
配送拠点を通過するまで配送業者による荷物の追跡はできません。
商品は発送されていますが、
まだ配送業者に集荷されていません。
お近くの配達店まで輸送中です 配送先の最寄りの営業所へ商品を輸送している状態です。
お近くの配送店へ到着しました 配送先の最寄りの営業所に商品が到着した状態です。
追跡ステータスには営業所の住所が表示されます。
配達完了
(メール便の場合は、ポスト投函で配達完了となります)
郵便受けや置き配の指定場所、
もしくは手渡しによる商品の配達が完了した状態です。

追跡ステータスの種類は基本的には通常の配送業者と変わらないため、商品の状態を知りたい場合は「注文履歴」の「配送状況を確認」からチェックしてみましょう。

配送業者Amazonの再配達依頼の方法

商品の受け取り方法が手渡しの場合、不在時に配達が行われたあとは「再配達」を依頼する必要があります。配送業者Amazonへの再配達依頼の方法は下記のとおりです。

配送業者Amazonの再配達依頼の方法1

【1】不在時はポストに「ご不在連絡票」が入っているので、「再配達連絡先」の部分にある「QRコード」をスマホで読み取りましょう

配送業者Amazonの再配達依頼の方法2

【2】①配達状況ページが開くので「再配達を依頼する」をタップします。②希望する配達日時を選択してください。③「再配達を依頼する」をタップすると、配送業者Amazonへの再配達依頼の完了です

なおAmazonで再配達依頼をする方法についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

配送業者「Amazon」の連絡先

配送業者Amazonには電話でも再配達依頼が可能です。「0120-899-068」に電話をかけると自動音声が流れるので、案内どおりに再配達依頼を行いましょう。商品がなかなか届かないのに「ご不在連絡票」が入っていないときも、こちらに問い合わせてみるといいかもしれません。ただしドライバーに直接連絡することはできないので注意が必要です。

「Amazon」以外の配送業者を指定して注文する方法

Amazonで商品を購入するとき、「できればAmazon以外の配送業者を指定したい」と思うときもあるでしょう。本章ではAmazon以外の配送業者を指定できる下記2つの方法を紹介します。

・コンビニ受け取り
・Amazon Hub

コンビニ受け取り

下記の手順で配送方法を「コンビニ受け取り」にすると、Amazon以外の配送業者を確実に指定できます。ただしコンビニに荷物を受け取りに行く必要があります。

コンビニ受け取りや営業所留めも活用しよう

①注文画面の「お届け先住所」で「または住所の近くで受け取る」をタップします。②自宅の住所または郵便番号を入力してください。③最寄りのコンビニを選択して「ここでピックアップ」をタップします。今回はファミリーマートを選んだので、ヤマト運輸での配送となります

商品が到着したらコンビニへ受け取りに行きましょう。なお、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便のどの配送業者が担当するかは、指定したコンビニによって異なります。ファミリーマートはヤマト運輸と提携していますが、たとえばローソンやミニストップを選ぶと日本郵便になることが多いようです。

Amazon Hub

受け取り場所に「Amazon Hub」を利用した場合も、通常の配送業者を確実に指定できます。Amazon Hubは店舗のカウンターやロッカーなど、あらかじめ指定した場所で商品を受け取れる機能です。

「Amazon Hubロッカー」を指定して注文すると、配送業者がAmazon以外になるだけではなく、不在時に配達が行われる心配もないので便利です。Amazonの受け取り場所にAmazon Hubロッカーを指定する手順は下記のとおりです。

Amazon Hubを使うのも手2

【2】①「Amazon Hub」にアクセスし、自宅の住所や郵便番号を入力します。②最寄りのAmazon Hubロッカーを選択して「アドレス帳に追加」をタップします。③注文画面の「お届け先住所」の項目で、自身の住所が表示されている部分をタップしてください。④先ほど追加したAmazon Hubロッカーを選択して「この住所に届ける」をタップします

以上の手順でAmazon以外の配送業者を指定し、Amazon Hubロッカーで荷物を受け取ることができます。ただし居住地域によってはAmazon Hubロッカーを利用できず、店舗のカウンターでの受け取りになることもあります。

まとめ

デリバリープロバイダとAmazon FlexはいずれもAmazonの配送業者で、置き配を指定できることが特徴です。再配達依頼は「ご不在連絡票」のQRコードから行えます。Amazon以外の配送業者で荷物を受け取りたい場合は、注文時にコンビニ受け取りかAmazon Hubを指定しましょう。

オトナライフ編集部
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