フリマアプリ市場ナンバーワンのメルカリの発表によると、6月10日以降メルカリおよび「メルカリShops」で、電子チケットや通信サービスのコードなどが出品禁止になるという。不正な取引でトラブルが起こることを防ぐための変更となるようだ。
今回は、ユーザーに不利益が生まれないようにガイドラインを修正していくメルカリの、今後待ち受けるいくつかの変化についてお伝えしていきたい。
メルカリが電子チケットや通信サービスのコードなど出品禁止を発表

電子チケットやギフトコード、通信サービスのコードなどが6月10日付で出品禁止となる(画像は「メルカリ」公式サイトより引用)
不要になったものや欲しかった商品を、自宅にいながら個人間で手軽に売買することができるフリマアプリは、コロナによるステイホームを追い風に人気を拡大してきた。中でも圧倒的シェアを誇るメルカリが6月3日に発表したところによると、ガイドラインの改定により6月10日から電子チケットやギフトコード、通信サービスのコードなどが出品禁止になるという。メルカリとメルカリShopsに出品されているものが削除の対象となるそうだ。
この規制の背景には、電子チケットなど一部の取引において「ダウンロードできない」「利用できなかった」などのトラブルが確認されたことに基づくという。違反にならないケースとしては、パッケージ版のソフトウエアや、ゲーム、アーケードゲームなどに使えるトレーディングカード、ゲームアイテムなどが取得できるシリアルコードが特典になっている雑誌やゲーム機本体、ゲームソフト本体などが挙げられている。