急激な円安の進行により始まったiPhoneをはじめとしたアップル製品の値上げ騒動。楽天モバイルが7月6日に早々と値上げの決定を発表してから遅れること1週間。ついに4キャリア最後となったauも値上げに踏み切りキャリアすべてでiPhoneの価格がアップすることが判明した。
今回は、そのようなiPhone値上げに関するあれこれをお伝えしていきたい。
auも値上げを実施!4キャリアのiPhone値上げが出揃う
機種名 | ストレージ | ドコモ | ソフトバンク | au/UQ mobile | 楽天モバイル |
iPhone 12 | 64GB | 111,600円 | 111,855円 | 107,800円 | |
128GB | 119,520円 | 118,420円 | 115,800円 | ||
256GB | 135,360円 | 131,800円 | |||
iPhone 12 mini | 64GB | 96,480円 | 94,855円 | 92,800円 | |
128GB | 102,960円 | 102,360円 | 99,800円 | ||
256GB | 119,520円 | 115,800円 | |||
iPhone 13 | 128GB | 138,380円 | 138,240円 | 137,295円 | 123,800円 |
256GB | 158,180円 | 155,520円 | 154,770円 | 139,800円 | |
512GB | 199,430円 | 190,800円 | 189,590円 | 171,800円 | |
iPhone 13 mini | 128GB | 116,710円 | 116,640円 | 116,310円 | 104,800円 |
256GB | 140,800円 | 134,640円 | 133,780円 | 120,800円 | |
512GB | 176,660円 | 169,920円 | 168,720円 | 153,800円 | |
iPhone 13 Pro | 128GB | 172,810円 | 169,920円 | 168,720円 | 153,800円 |
256GB | 195,030円 | 187,200円 | 186,070円 | 167,800円 | |
512GB | 232,650円 | 222,480円 | 221,130円 | 199,800円 | |
1TB | 267,410円 | 257,760円 | 256,065円 | 230,800円 | |
iPhone 13 Pro Max | 128GB | 197,230円 | 187,200円 | 186,190円 | 167,800円 |
256GB | 214,610円 | 205,200円 | 203,660円 | 183,800円 | |
512GB | 248,160円 | 240,480円 | 238,485円 | 215,800円 | |
1TB | 275,550円 | 275,760円 | 273,540円 | 246,800円 |
※auのiPhone 12シリーズはUQ mobileの取扱製品です。
※すべて税込みです。
KDDIは7月13日、auおよびUQモバイルで販売する「iPhone 13」シリーズと「iPhone 12」シリーズの価格改定を発表した。改定が実施されるのは15日とアナウンスされ、その改定額も明らかとなった。「iPhone 13(128GB)」で13万7,295円となり、改定前の11万5,020円と比較すると2万円以上のアップとなっている。同機種は他キャリアではドコモ13万8,380円、ソフトバンク13万8,240円、楽天モバイル12万3,800円となる。スタンダードな機種で10万円台という部分に、iPhoneの高価化の波がうかがえる。
また、最上位機種となる「iPhone 13 Pro Max(1TB)」はなんとドコモが27万5,550円、ソフトバンク27万5,760円、KDDIは27万3,540円、そして楽天モバイルが24万6,800円。iPhone 13発売当初には「ついにiPhoneが20万円を突破した」などと注目を集めていたが、20万円どころか30万円も見えてきてしまった。
iPhoneの高額化はいつまで続く?
一気の値上がりにネット上からは「さすがにスマホ一台にその値段はひどいな」「電話機に27万…。もうそろそろiPhone離れする人とか増えてきそう」など、値上げを悲観するユーザーが多数を占めた。これ以上の価格上昇は既存のiPhoneファンの離脱すら招きかねないだろう。
しかし2022年に発売されるであろう「iPhone 14(仮称)」では、円安とは無関係に価格アップが検討されていることが広く報じられている。実際に実施されるかは別として、現在の円安がiPhone 14発売時まで続くとなれば、今回と同じような価格アップが行われても不思議ではない。
iPhoneは「熱心なアップルファンが使うおしゃれで高性能なデバイス」という地位を確立して久しい。しかし近年は比較的お手頃な価格の「iPhone SE」シリーズも人気機種として注目を集めている。単純に“良かろう高かろう”という製品だけでは売れないのだ。
はたしてiPhone 14はどの程度の価格で登場することになるのだろうか。9月の発表が今から気になってしまう。
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※サムネイル画像(Image:ALDECA studio / Shutterstock.com)